ワードを使用中にキー操作で作業を楽にできる方法がありますか?
ワードで使えるショートカットキーをいくつか紹介しましょう。
当記事は 2010年公開で、2023年の最新関連記事があります。
エクセルやパワーポイントと比べると、ワードのショートカットキーは特殊なものは少ないですが、よく使う操作分は覚えておくと便利です。
ワードの場合も、とにかくショートカットキーを全部、チェックしたい場合は以下の手順で確認できます。
1.「ワード」のプログラムを開き、キーボードで 「F1」キー
  を押して「Microsoft Word のヘルプ」画面を開きます。
2.画面で「Word ショートカット」で検索した結果一覧から
  「Microsoft Office Word のキーボード ショートカット」
  を開きます。
 
全部を覚える必要はありませんし、覚えきれないので私が便利だと感じる「ショートカットキー」と「キー操作」だけ紹介します。
◎ 「文字」の修飾切り替え操作
■ [Ctrl]+「 B 」 太字 「Bold(ボールド体)」の「 B 」
■ [Ctrl]+「 I 」 斜体 「Italic(イタリック)」の「 I 」
■ [Ctrl]+「 U 」 下線 「Underline」の「 U 」
※  修飾したい文字列を選択した状態でキー操作します。
  すでに修飾されている場合、修飾が解除になります。
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◎ フォントサイズの変更
■ [Ctrl]+「 < 」 フォントサイズを1ランク縮小
■ [Ctrl]+「 > 」 フォントサイズを1ランク拡大
正確にいえば
「 < 」キーは、「Shift」を押しながら「 ,(カンマ)」キー、
「 > 」キーは、「Shift」を押しながら「 .(ピリオド)」キー
ということで
 □ [Ctrl] + [Shift] + 「 , 」 1ランク縮小
 □ [Ctrl] + [Shift] + 「 . 」 1ランク拡大
ですが、「 < 」「 > 」のほうが覚えやすいかもしれません。
さらに細かくサイズ調整をしたい場合は「1ポイント(1pt)」
ずつの拡大縮小も以下のキー操作で可能です。
■ [Ctrl] + 「 [ 」 フォントサイズの1ポイント縮小
■ [Ctrl] + 「 ] 」 フォントサイズの1ポイント拡大
「 < 」と「 > 」、また「 [ 」と「 ] 」はどちらが縮小か拡大か
混乱しやすいので、このペアを覚えておいて [Ctrl]キー
を押したまま、交互で押してみれば分かります。
 
◎ 改行と段落分け、改ページ
■ 「Enter」      文章の末尾で段落を分けたいとき。
■ [Shift] +「Enter」 文章の末尾で改行を行ないたいとき。
※ たとえば箇条書きをしているときに2行にしたい場合には
  [Shift] キーを押しながら「Enter」キーを押せば同じ項
 のままで改行となり、次の項には移りません。
■ [Ctrl] +「Enter」 改ページ
◎ ドキュメント内の移動
■ [Ctrl] +「PageDown」 次ページの先頭へ
■ [Ctrl] +「PageUp」  前ページの先頭へ
■ [Ctrl] +「End」    ドキュメントの末尾へ
■ [Ctrl] +「Home」   ドキュメントの先頭へ
■ 「F5」  「ジャンプ」ダイヤログボックスを開く
 → 希望のページ数を入力し「Enter」キーで移動できます。
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 ※ 画面下のステイタスバーの「ページ」をクリックしても
   同じ「ジャンプ」ダイヤログボックスは開きます。
■ [Shift] +「F5」 直前の編集位置に移動
◆◇◆
「ショートカットキー」や「キー操作」全般で言えるのですが、全部を覚える必要はありません。自分が便利だと思うものがあれば、いくつか覚えて使い慣れておけば十分でしょう。
「あのキー操作はどのキーだっけ?」と悩むくらいなら、マウス操作で「メニュー」や「ボタン」を直接、使ったほうがよほど早いですから。
 
ワードでも「アウトライン表示」を多用する人には、その操作に便利なショートカットキーがありますが、その場合はやはり「ヘルプ」などを参考に、自分が必要なものだけを覚えましょう。
理解を深めるための「パソコン用語解説」
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