Word の目次で見出しとページ番号の間に線を引く機能はありますか?
「タブ」でページ番号の位置を決め、そこまでの導く線「リーダー」を表示させることができます。
Word には「タブ」という入力した文字や数字を表示する基点となる位置を指定できる機能があり、この「タブ」の場所を示すように点線や下線などを表示できるのが「リーダー」機能です。
たとえば以下のように「目次」で「見出し」と「ページ番号」を並べて入力し、その間を「破線」の「リーダー」でつなぐケースで考えてみましょう。
![]()
まずは「見出し」をひとつ入力して、次に「ページ番号」を表示する場所を決め、「ルーラー」でその場所をクリックして「タブ」を設置します。
![]()
クリックした場所には「タブ」を示す「L字型」のマークが現れます。
![]()
その状態で「見出し」末尾にカーソルを合わせ「Tab」キーを押して「タブ」位置にカーソルが移動したら「ページ番号」を入力します。
![]()
このとき「タブ」マークをダブルクリックで「タブとリーダー」画面が開くので「リーダー」項目で「破線」を選択して「OK」します。
![]()
「見出し」と「ページ番号」の間をつなぐように「破線」が引かれます。
![]()
※「リーダー」は「なし」「点下線」「破線」「下線」「点線」から選べます。
![]()
この状態で「Enter」キーを押すと、次の「見出し」にも「タブ」と「リーダー」の設定は引き継がれるので、次々、目次を作っていくことができます。
![]()
この場合、10ページ以上は数字の末尾の位置が合いません。
![]()
そこで「目次」全体を選択してから「タブ」マークをダブルクリック、「タブとリーダー」画面を開き、「配置」を「左揃え」から「右備え」に変更して「OK」すると
![]()
数字の末尾の位置が揃います。
![]()
「タブ」マークは「左揃え」では「L」字型で、「右揃え」にすると「逆 L」字型になるので、形状を見れば「配置」設定が分かります。
![]()
◆◇◆
「ページ番号」の表示場所を移動させたいときは「目次」全体を選択してから「タブ」マークを「ルーラー」上でドラッグ操作します。
![]()
「ページ番号」の場所だけでなく「見出し」とつなぐ「リーダー」の長さも自動的に調整され、つながれた状態は維持されます。
理解を深めるための「パソコン用語解説」
記事の情報は公開時あるいは更新時のもので、最新情報はリンク先など情報元の公式ページでご確認ください。
