IE8 に「Webスライス」で機能を追加

IE8 の「Webスライス」ってどんな機能なんですか？

ウェブページの一部を切り取って「お気に入り」バーに登録し、プルダウンでいつでも、その情報を使えるという追加機能です。

「なにしろパソコン.com」をご覧になっている方が使うブラウザの中で Internet Explorer（IE）の割合は８割を超えています。特に IE8 への移行が進んでいるようで、ブラウザ全体でも５割を超えたようです。

※ IE 85.1%、Firefox 7.2%、Chrome 4.1%、Safari 2.1%...
　 └ IE8 61.6%、IE7 19.1%、IE6 18.5%... （2010/10/20現在）

そんな IE8 については「今週のＱ＆Ａ」でも何度か追加機能の紹介をしてきました。結構、便利な機能が多いので要チェックです。

そして今回、紹介する「Webスライス」ですが「スライス（Slice）」といえば「薄片」「一切れ」「部分」といった意味で、ウェブページから一部を切り取って、いつでも使えるようにした追加機能のことです。

具体的には「Webスライス」は「アドオンギャラリー」から使えそうなものをインストールすれば「お気に入り」バーにボタンが追加されます。それをクリック、プルダウンした画面に情報が表示される仕組みです。

便利そうな「Webスライス」を見つけたら「アドオンをインストール」ボタンをクリックしてみましょう。以下のものなどに人気があります。

たとえば「Yahoo オークション」の「Webスライス」だと、自分が落札を狙っている「アイテム」を切り取って入札状況を確認できます。

　
ほかにも goo のトップページには、天気予報からテレビ番組情報など、数多く「Webスライス」ができる「パーツ」が揃っています。

◆ ウェブスライスのご紹介（goo版 Internet Explorer 8.0）

あまり登録しすぎると「お気に入り」バーがいっぱいになるので、使ってみて気に入ったものだけ登録することをお勧めします。

◆◇◆

IE8 の画面上でマウスカーソルを動かしていると、緑のアイコンが表示され、それをクリックすると「Webスライスの追加」という画面が開き、「お気に入りバーに追加」ボタンをクリックするだけで追加できます。

結構、便利な機能だと思いますが、あまり知られていないようなので、今回、紹介しました。良かったらお試しあれ。

　
この年末には次のバージョン IE9 が登場すると予想されていますが、試用（ベータ）版を使う限り、速度なども大きく改善されるようです。

もちろん IE9 でも「Webスライス」は使うことができるので、さらなる充実を期待したいところです。

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