インターネット検索が上達する3つのポイント

質問ネット検索に時間がかかり、納得した回答が得られません。
 

回答「キーワード検索」の方法について、おさらいしてみましょう。

インターネットでの検索は、基本的には

検索サイトの入力ボックスに、調べたいキーワードを入力して、『検索』ボタンをクリックするだけ

の操作で、ある程度できてしまうので、あらためて検索方法を紹介する機会も少なくなりました。

それでも、パソコンやインターネットに慣れていない、あまり得意ではない方にとって、単純にキーワードを入力しても希望する情報が見つけられない、見つけるまでに時間がかってしまうことも多いようです。

 
そこで、今回は「おさらい」の意味も込め、3つのポイントを紹介しておきましょう。「そんなこと知っているよ」ということばかりかもしれませんが、復習の意味も込めて、一度、お読みください。


◎1.ヤフーしか使ったことがなければ、グーグルも試しましょう

欧米では、インターネット検索をするとき「グーグル(Google)」が圧倒的に使われていますが、日本では「ヤフー(Yahoo!Japan)」が抜群の知名度と、いち早く浸透したために最も使われています。

◆ Yahoo!Japan http://www.yahoo.co.jp/

特に初心者や中高年層にヤフーは絶大な人気、というか、ほかに知らないケースもあるので、ぜひ一度、グーグルでの検索を試してみましょう。評判の検索サイトを使わないのはもったいないです。

◆ Google(グーグル) http://www.google.co.jp/

グーグルのほうがヤフーよりも優れている、とまでは言いませんが、同じキーワードで検索しても両者の結果は違います。それだけでも違った回答を見つけられる可能性が高くなります。


◎2.検索するキーワードの選び方に注意して絞り込みましょう

ズバリの手がかりがあれば、1つのキーワードで検索は可能です。たとえば有名人のブログを見つける場合、その人の正確な名前やブログのタイトルを知っていれば、ほぼ一発で検索できます。

ところが有名人の名前もうろ覚え、ブログのタイトルも分からないのであれば、まずはうろ覚えのまま検索して手がかりを探したり、その人の代表作を検索して、そこから正確な情報を探します。

一気に見つけられなくても、何度か検索しながら、より精度の高いキーワードに近づけるように「絞り込む」ことが大切です。

ポイントは1つのキーワードで絞り込めないと判断したら、2つのキーワードをスペース(空白)を挟んで、並べて入力、検索します。

なるべく固有名詞で、より特定できるキーワードを使います。

キーワードの選択がうまくできない場合は「グーグルサジェスト」で他の人が、どういう組み合わせで検索しているか参考にできます。

◆ Google サジェスト
http://www.google.co.jp/webhp?complete=1&hl=ja

「サジェスト(suggest)」は「暗示する」「思いつかせる」といった意味で「検索候補」のキーワードには検索結果のおおよその件数も表示され、キーワードの決め方で悩んだときには参考になります。

 
◎3.「辞書サイト」「Q&Aサイト」「専門化サイト」なども参考に

ヤフーやグーグルで検索すると、インターネット上で見つけられるすべての情報から探そうとするので絞込みが大変なのも事実です。そんな場合、カテゴリで分類されたサイトから探す方法もあります。

◆ Yahoo! JAPANのディレクトリ検索 - Yahoo!カテゴリ
http://dir.yahoo.co.jp/

大きなカテゴリから、さらに細かいカテゴリに絞っていくことで、そのカテゴリの「定番サイト」を見つけられる場合があります。

 
一方で「辞書サイト」「Q&Aサイト」「専門化サイト」などなど、扱う情報を絞ったサイトで探したほうが見つかる場合があります。

◆ ウィキペディア http://ja.wikipedia.org/
◆ IT用語辞典 e-Words http://e-words.jp/
 
◆ 教えて!goo http://oshiete.goo.ne.jp/
◆ 人力検索はてな http://q.hatena.ne.jp/

◆ All About http://allabout.co.jp/
◆ おすすめ専門検索について
http://www.nifty.com/search/help/help_senmon.htm

このようなサイトは、それぞれがサイト内の検索機能を持っており、どんな結果が得られるのか、いろいろ試してみるといいでしょう。

 
自分が興味ある分野に関して役に立つ、使える専門サイトを見つけたら、「お気に入り」に登録しておきましょう。とにかく「検索」といってもヤフーやグーグルがすべてではないことを覚えておきましょう。

 
◆◇◆

ヤフーとグーグルを切り替えるのが面倒だったり、ほかの有名サイトで同じキーワード検索をするなら、「なにしろパソコン・ドットコム」の「らくらく検索」が便利です。なにしろ編集長の自信作ですから ^^ゞ

◆ なにしろパソコン・ドットコム https://www.724685.com/
┗◇ 「らくらく検索」であなたも検索上級者!?

うまく検索できるようになるかは「慣れ」の部分が大きいので、まずは何でもどんどん検索してみることをお勧めします。そうしているうちに自分なりの「コツ」のようなものを体得できるはずです。

 
実は今回の内容は、このメールマガジンを開始した当初に紹介した記事を書き直した部分も多いので、ぜひ、そちらも参考にしてください。

欲しい情報が見つからない(1)検索サイトを使い分ける

欲しい情報が見つからない(2)検索キーワードを工夫する  

欲しい情報が見つからない(3)「リンク集」を参考に
 
2002年に書いた記事ですが、そういう意味では『インターネット検索の基本』はそれほど変わっていない、ということかもしれませんね。
 

記事の情報は公開時あるいは更新時のもので、最新情報はリンク先など情報元の公式ページでご確認ください。

スポンサーリンク

ご意見&コメント

パソコントラブルQ&A」をご利用いただき、ありがとうございます。

「参考になった」「ちょっと違うかも?」というときは TwitterFacebookページを使ってご感想やコメントをいただけると嬉しいです!励みにもなりますし、必要に応じて情報の追加や修正もしてまいります。

 

同じカテゴリー「インターネット活用」のQ&A

 

同じカテゴリー「インターネット活用」の用語解説

 

同じカテゴリー「ウェブブラウザー」のQ&A

 

同じカテゴリー「ウェブブラウザー」の用語解説

関連した記事を検索

パソコントラブルQ&A」「パソコン用語解説」では関連Q&Aや用語解説を豊富に掲載中です。検索してみてください!

年別Q&A (1121 件)

編集長のプロフィール

編集長

:パソコン生活応援アドバイザー。「なにしろパソコン.com」サイト運営、メルマガ編集、セミナー講師からコラム・書籍執筆まで実績豊富!

「パソコントラブルQ&A」ではトラブル解決のヒントなども紹介していますが、解決をお約束するものではありません。 トラブルの深刻度やご利用のパソコン環境によっては効果がなかったり、ほかのトラブルを誘発する場合もあります。そのため、作業前に大切なデータは、ご自身で必ずバックアップをおこなってください。

本サイトを参考にしたパソコン設定、サイト閲覧、紹介したソフトウエアや機器の購入&使用、そしてトラブル対応やインターネット活用は『利用者の責任』でお願いします(免責事項)。