「新しい Bing」とは、マイクロソフト社が開発、公開した会話形式の検索サービスで、AI 搭載により質問への回答が人が書いたような文章で生成され、詳細情報は文章中のリンクにより提供されます。
たとえば『パソコンとは?』と「新しい Bing」で聞いてみると、こんな感じの回答になりました。
会話(チャット)形式なので、質問の深掘りも、関連の質問に移ることもできます。情報源にはリンクもされており、クリックすると開きます。
回答がおかしい場合もありますが、日本語の文章としての違和感は少ないです。
今後の進化がどうなるか注目です。
「新しい Bing」は「Bing」サイト上部の「Microsoft Bing」ロゴ右に並ぶメニューから「チャット」を選択することで利用できます。
- Bing(ビング)
ただし、2023年3月9日 現在「新しい Bing」が使えるブラウザーは「Microsoft Edge」だけで「Google Chrome」では使えません。
Chrome で開こうとすると Edge で開くように誘導されます。
Edge で開くと「新しい Bing へようこそ」画面が開きます。
従来通り「Bing」でキーワード「検索」した場合、これまでの検索結果が表示されますが、
Edge 画面で上にスクロールすると「新しい Bing」での回答が自動生成されるなど利用を増やす工夫がなされています。
さらに Windows 11 の「タスクバー」に「検索ボックス」を表示して、そのポップアップ画面にも「新しい Bing」のアイコンがあり、クリックすると Edge で開きます。
今後、Windows のあらゆるルートを通じて推してくることになるでしょう。
しばらくすれば「新しい」とも形容できなくなってくるので、そのときには「AI Bing」とか「チャット Bing」「会話型 Bing」といった名前に再定義されるかもしれません。
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