「ChatGPT」や「Gemini」など「生成AI」サービスで希望する回答や成果物(文書や画像)を得たいとき、何をして欲しいか指示する必要があり、「プロンプト」とは、入力する質問文や指示文のことです。
「ChatGPT」や「Gemini」のアプリやサイトの入力ボックスでは分かりにくい「プロンプト」という用語は使わず「質問してみましょう」といった表現になっています。
それでも入力するのは「質問」だけではなく「指示」のときもあるので、公式ヘルプでも、どちらにも使える「プロンプト」という用語が使われています。
「プロンプト(prompt)」には「促す」という意味があり、「生成AI」の場合には「回答を促すための指示文」という理解でいいでしょう。
より希望に合った成果物にしたいのであれば、いかに適切で具体的な「プロンプト」を入力できるかがポイントとなり、曖昧な質問や指示では見当違いの回答や期待外れの成果物になる可能性が高いです。
もちろん初回の回答や成果物を踏まえて、より細かい指示や修正の依頼を「プロンプト」に追加して、入力しなおすこともできるので、まずは不完全でもいいので「プロンプト」を入力することも大切です。
うまく「プロンプト」が作成できない場合も、とにかく AI に指示をして、追加や修正をしながら、満足できる回答や成果物が得られたら、そこまでの指示を「プロンプト」にまとめるように依頼も可能です。
ひとつの満足できる「プロンプト」ができ、類似した回答や成果物を得たいことがある場合、その「プロンプト」を保存しておき、それに必要であれば指示に追加や修正を加えて再利用することもできます。
記事の情報は公開時あるいは更新時のもので、最新情報はリンク先など情報元の公式ページでご確認ください。