「Ctrl」「Alt」「Windows」「Shift」キーの共通点とは、これらのキーは押したままでも操作できることと、押しながら同時にほかのキーを押すことで「キーボードショートカット」が実行できるということです。
(最終更新日:2023年11月01日)
アルファベットや数字キーは押したままにすると連続で入力され続けるので、押したらすぐ離すキー操作が基本です。一方で「Ctrl」「Alt」「Windows」「Shift」は「押しっぱなしでも使えるキー」なのです。
キーボードの左下に集まって配置されているのも重要で、左手の小指や薬指で押しながら、さらに続けてほかのキーを一緒に押しやすく、左側のキーなら左手だけでも同時に押すことが可能です。
そこで「キーボードショートカット(ショートカットキー)」が苦手な人は、まずは左手で「Ctrl」「Alt」「Windows」「Shift」キーを押す操作に慣れ、特に「押しっぱなしでも大丈夫」なことを体感するのが大切です。
たとえば「コピー」操作のショートカットキーは「Ctrl + C」ですが、
「Ctrl」キーと「C」キーを同時に押そうとするのではなく、まずは「Ctrl」キーを押し、押したままの状態で「C」キーを軽くポンと押します。「Ctrl」キーは操作が終わってからゆっくり放せばいいのです。
「コピー」操作のあとすぐ「貼り付け(Ctrl+V)」操作することは多く、この連続操作が「コピペ(コピー&ペースト)」ですが、小指(あるいは薬指)を「Ctrl」キーの上に軽く乗せておくと楽です。
さらに「貼り付け」操作の直後に、やっぱり気に入らなくなって元に戻そうと思ったら「Ctrl + V」で押していた「Ctrl」キーをそのまま押し続けた状態で「Z」キーをポンと押すことも可能です。
また、全体を選択してからコピーしたいときも「Ctrl」キーを押したまま「A」キー、「C」キーを続けてポンポンと押せば「すべて選択」して「コピー」という連続操作もできます。
ほかにもブラウザーを操作時に「Ctrl」キーを押したまま「1」キーを押すと一番左のタブが選択されますが、「Ctrl」キーを押したまま「2」「3」「4」... とキーを押すたびにタブの選択が切り替わります。
「Ctrl」と同様に「Alt」「Windows」「Shift」キーも押したままで、別のキーをポンと押すことでショートカットキー操作ができます。
それぞれの特殊キーによるショートカットキーは
- 「Ctrl」キーは多くのアプリに共通の一般操作
- 「Alt」キーは選択や表示切り替えに関する操作
- 「Windows」キーは Windows OS に関する操作
- 「Shift」キーは他キーの補助や方向転換の操作
などで使われます。具体的には以下にまとめています。
たとえば Windows画面の「タスクバー」でピン留めしたアプリを選択する「Windows + 数字」操作でも、「Windows」キーを押したまま「数字」キーを選べば、その数字の場所にあるピン留めアプリを起動/切り替え選択できます。
あとは「習うより慣れろ」です。もし何か間違っても「Ctrl + Z」で「元に戻す」ことができるので、大概のことは大丈夫です。
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