「Ctrl」「Alt」「Windows」「Shift」キーの共通点とは

Ctrl」「Alt」「Windows」「Shift」キーの共通点とは、これらのキーは押したままでも操作できることと、押しながら同時にほかのキーを押すことで「キーボードショートカット」が実行できるということです。

(最終更新日:2023年11月01日

アルファベットや数字キーは押したままにすると連続で入力され続けるので、押したらすぐ離すキー操作が基本です。一方で「Ctrl」「Alt」「Windows」「Shift」は「押しっぱなしでも使えるキー」なのです。

wd230712-01.png

キーボードの左下に集まって配置されているのも重要で、左手の小指や薬指で押しながら、さらに続けてほかのキーを一緒に押しやすく、左側のキーなら左手だけでも同時に押すことが可能です。

 

そこで「キーボードショートカット(ショートカットキー)」が苦手な人は、まずは左手で「Ctrl」「Alt」「Windows」「Shift」キーを押す操作に慣れ、特に「押しっぱなしでも大丈夫」なことを体感するのが大切です。

たとえば「コピー」操作のショートカットキーは「Ctrl + C」ですが、

「Ctrl」キーと「C」キーを同時に押そうとするのではなく、まずは「Ctrl」キーを押し、押したままの状態で「C」キーを軽くポンと押します。「Ctrl」キーは操作が終わってからゆっくり放せばいいのです。

wd230712-03.png

「コピー」操作のあとすぐ「貼り付け(Ctrl+V)」操作することは多く、この連続操作が「コピペ(コピー&ペースト)」ですが、小指(あるいは薬指)を「Ctrl」キーの上に軽く乗せておくと楽です。

 

さらに「貼り付け」操作の直後に、やっぱり気に入らなくなって元に戻そうと思ったら「Ctrl + V」で押していた「Ctrl」キーをそのまま押し続けた状態で「Z」キーをポンと押すことも可能です。

wd230712-02.png

また、全体を選択してからコピーしたいときも「Ctrl」キーを押したまま「A」キー、「C」キーを続けてポンポンと押せば「すべて選択」して「コピー」という連続操作もできます。

 

ほかにもブラウザーを操作時に「Ctrl」キーを押したまま「1」キーを押すと一番左のタブが選択されますが、「Ctrl」キーを押したまま「2」「3」「4」... とキーを押すたびにタブの選択が切り替わります。

 

「Ctrl」と同様に「Alt」「Windows」「Shift」キーも押したままで、別のキーをポンと押すことでショートカットキー操作ができます。

それぞれの特殊キーによるショートカットキーは

  • 「Ctrl」キーは多くのアプリに共通の一般操作
  • 「Alt」キーは選択や表示切り替えに関する操作
  • 「Windows」キーは Windows OS に関する操作
  • 「Shift」キーは他キーの補助や方向転換の操作

などで使われます。具体的には以下にまとめています。

 

たとえば Windows画面の「タスクバー」でピン留めしたアプリを選択する「Windows + 数字」操作でも、「Windows」キーを押したまま「数字」キーを選べば、その数字の場所にあるピン留めアプリを起動/切り替え選択できます

あとは「習うより慣れろ」です。もし何か間違っても「Ctrl + Z」で「元に戻す」ことができるので、大概のことは大丈夫です。

記事の情報は公開時あるいは更新時のもので、最新情報はリンク先など情報元の公式ページでご確認ください。

スポンサーリンク

ご意見&コメント

パソコン用語解説」をご利用いただき、ありがとうございます。

「参考になった」「ちょっと違うかも?」というときは TwitterFacebookページを使ってご感想やコメントをいただけると嬉しいです!励みにもなりますし、必要に応じて情報の追加や修正もしてまいります。

 

同じカテゴリー「ショートカットキー」の用語解説

 

同じカテゴリー「ショートカットキー」のQ&A

関連した記事を検索

パソコントラブルQ&A」「パソコン用語解説」では関連Q&Aや用語解説を豊富に掲載中です。検索してみてください!

五十音順」インデックス

別サイトで「パソコン用語集」も公開しています。

過去の用語解説 (722 件)

編集長のプロフィール

編集長

:パソコン生活応援アドバイザー。「なにしろパソコン.com」サイト運営、メルマガ編集、セミナー講師からコラム・書籍執筆まで実績豊富!

「パソコン用語解説」では厳密さよりも、分かりやすさ、覚えやすさを優先しています。そのため強引なたとえを使ったり、編集長独自の見解も交えておりますのでご了承ください。解説の中でパソコンの設定や操作法を紹介していますが、お使いのバージョンなど環境によって違う場合があります。

また、本サイトを参考にしたパソコン設定、サイト閲覧、紹介したソフトウエアや機器の購入&使用、そしてトラブル対応やインターネット活用は『利用者の責任』でお願いします(免責事項)。