「上書き保存」「名前を付けて保存」の違いとは

アプリでファイルを編集中に、現在のファイル名のまま最新の状態で更新したいときに「上書き保存」を使い、現在とは違うファイル名で新たに保存したいときに「名前を付けて保存」を使います。

たとえば先月、作成して保存していたファイルを参考に今月分を作成するとき、先月のファイルを直接開いて内容を編集後に「上書き保存」してしまうと、ファイルに先月の内容は残りません。

wd211027-01.png

その名の通り「上書き」されてしまいます。

 

そこで「名前を付けて保存」することで、先月のファイルは元の内容のまま、名前を付けた新たなファイルに最新状態を保存できるのです。

wd211027-02.png

ただし、元のファイルを編集して最後になって「名前を付けて保存」すると、編集の途中で上書きしてしまう可能性もあります。

 

そこで最初に元のファイルをコピーして別の名前を付けておき、それを開いて編集したほうが安全ではあります。

たとえば先月のファイルをコピーして別ファイルを作成して、編集前に今月分と分かるファイル名に変更しておくわけです。

wd211027-06.png

そのファイルを開いて、編集しながらファイルを定期的に「上書き保存」すれば確実です。

 

アプリにもよりますが「上書き保存」のショートカットキーは「Ctrl + S」が割り当てられている場合が多いです。

wd211027-04.png

一方の「名前を付けて保存」は「Ctrl + Shift +  S」の場合もありますが、割り当てがないアプリもあります。

 

ちなみに Word や Excel など Microsoft Office アプリでも「上書き保存」には「Ctrl + S」が使えます。

wd211027-05.png

 

一方の「名前を付けて保存」は「F12」キーが使えます。

wd211027-07.png

「クイックアクセスツールバー」に追加しておくと忘れません。

 

関連するQ&A

記事の情報は公開時あるいは更新時のもので、最新情報はリンク先など情報元の公式ページでご確認ください。

スポンサーリンク

ご意見&コメント

パソコン用語解説」をご利用いただき、ありがとうございます。

「参考になった」「ちょっと違うかも?」というときは TwitterFacebookページを使ってご感想やコメントをいただけると嬉しいです!励みにもなりますし、必要に応じて情報の追加や修正もしてまいります。

 

同じカテゴリー「ファイル管理」の用語解説

 

同じカテゴリー「ファイル管理」のQ&A

関連した記事を検索

パソコントラブルQ&A」「パソコン用語解説」では関連Q&Aや用語解説を豊富に掲載中です。検索してみてください!

五十音順」インデックス

別サイトで「パソコン用語集」も公開しています。

過去の用語解説 (722 件)

編集長のプロフィール

編集長

:パソコン生活応援アドバイザー。「なにしろパソコン.com」サイト運営、メルマガ編集、セミナー講師からコラム・書籍執筆まで実績豊富!

「パソコン用語解説」では厳密さよりも、分かりやすさ、覚えやすさを優先しています。そのため強引なたとえを使ったり、編集長独自の見解も交えておりますのでご了承ください。解説の中でパソコンの設定や操作法を紹介していますが、お使いのバージョンなど環境によって違う場合があります。

また、本サイトを参考にしたパソコン設定、サイト閲覧、紹介したソフトウエアや機器の購入&使用、そしてトラブル対応やインターネット活用は『利用者の責任』でお願いします(免責事項)。