「通知領域」とは、ウインドウズのデスクトップ画面下に表示される「タスクバー」の右端にあり、各種アイコンが並んでいる領域です。
表示されているアイコンの多くは、音量や電源、ネットワークなど、現在、起動中のプログラムや各種機能の状態を表示していたり、設定や表示を簡単に切り替えることができるツールの役割を持っています。
音量や電源など、常に表示されていたほうが便利なアイコンや更新時に表示される「Windows Update」をはじめ、何かあったときだけ表示されるアイコンもあり、その表示はアイコンごとに設定も可能です。
そんな「通知アイコン」が表示される場所だから「通知領域」という名前ですが、Windows XP より前は「タスクトレイ」と呼ばれており、いまだに、そちらを覚えて使っている人がいます。
つまり「通知領域」と「タスクトレイ」は同じ意味です。
その一方で「通知アイコン」は「インジケーター」と表記されることもあるため、マイクロソフトには統一をお願いしたいところです。
以前は「タスクトレイ」に表示されるアイコンが多すぎると、起動中のプログラムが多く、メモリーが消費されてシステムが不安定になるといった判断基準もありました。
それが現在の「通知領域」では、アイコンが自動で隠れたり、非表示の設定もできるので見ただけでは分からなくなりました。
もちろん、いまでもパソコンに搭載しているメモリーが少ないと感じる場合は、なるだけ使わないプログラムはアンインストールしたり、パソコンを起動するときには一緒に起動しないようにしたほうがいいでしょう。
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