ブラウザーのアドレスバー先頭に特定の文字列を挿入

質問ブラウザーのアドレスバー先頭に特定の文字列を挿入する方法はありますか?

回答ショートカットキーと「クリップボードの履歴」が活用できます。

Microsoft Edge で「イマーシブ リーダー」を使うにはアドレスバーで URL の先頭に「read:」を付加する方法があると紹介しました。

でも、実際にアドレスバーで URL の先頭に「read:」と付加する作業は割と手間なので、Windows 11 なら標準機能「クリップボードの履歴」を使って効率よくできるので紹介します。

まずはアドレスバーを選択して、先頭に入力カーソルを持っていくには

  • マウスならアドレスバーをクリックして、続けて先頭をクリック

すれば  いいですが、キー操作なら次の 2ステップとなります。

  1. Alt + D」 ← アドレスバーを選択
  2. 左矢印」キー ← アドレスバーの先頭に入力カーソルを移動

「アドレスバーを選択」するショートカットキーは「Alt + D」以外に「Ctrl + L」もあります。

ただし、個人的には左手だけでも操作できる「Alt + D」のほうを愛用しています。

 

次に「read:」を挿入するには「read:」をコピーして「クリップボードの履歴」で「ピン留め(アイテムを固定)」しておきます。

「クリップボードの履歴」は「Windows + V」で開きます。

「read:」を「アイテムを固定」してから「すべてクリア」すれば一覧をスクロールしなくても「read:」を見つけて貼り付けできます。

「read:」以外にも「view-source:」を URL の先頭に挿入してページのソースを表示するときにも使えます。


◆◇◆

「クリップボードの履歴」で「read:」だけ「アイテムの固定」にして

qa230208-05.png

「すべてクリア」すれば

qa230208-06.png

「履歴」の一番下に固定することもできます。

qa230208-07.png

その上で Windows 11 で「クリップボードの履歴」を「Windows + V」で開いてすぐ「左矢印」キーを押すことで「履歴」の一番下が選択されます。

qa230208-08.png

あとは「Enter」キーを押せば挿入できます。

qa230208-09.png

 

つまり Windows 11 なら「クリップボードの履歴」の一番下に「read:」を固定した状態なら以下の手順でキー操作できます。

「Alt + D」「←」「Windows + V」「←」「Enter」「Enter」

Microsoft Edge で「イマーシブ リーダー」を使うために、何度も毎回「read:」と入力するよりは素早く確実に実行できます。

 

理解を深めるための「パソコン用語解説

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