Outlook Express のメッセージの「最適化」

質問Outlook Express 終了時に「メッセージの最適化をしますか?」というメッセージが出ます。

回答何点か注意すれば『最適化』してもいいでしょう。

Windows XP SP2 で Outlook Express を使っていると 累積で100回目の終了時に、以下のようなメッセージが表示されます。

『空きディスク領域を増やすために、Outlook Express は
メッセージを最適化することができます。この操作には
数分かかることがあります。  [OK]  [キャンセル]  』


なんだか面倒だし、ハードディスクも余っているからと「キャンセル」ボタンをクリックすると、「OK」を選ぶまで、Outlook Express の終了時には、次回以降も、同じメッセージが出るようになります。

 
それでも Windows XP SP2 より『以前』の Outlook Express では

□ 今後、このメッセージを表示しない。

といった選択肢もあったのですが、「SP2」からは「普通の設定」では、このメッセージのウインドウを出なくする方法はないようなのです。

※ 「レジストリ」をいじって「100回以上」というカウントを下げてしまう
  方法もありますが、一般的にお勧めできる方法ではありません。

  
では、この『最適化』の意味ですが、Outlook Express という ソフトウエアは、送受信した電子メールのメッセージを 「.dbx」 という形式のファイルにどんどん追加する形で保存していきます。

この保存ファイルには Outlook Express を使って、いろんな操作を繰り返すうちに「無駄な領域」ができます。その領域を削除したり、さらに全体を圧縮して容量を減らす作業が『最適化』というわけです。

  
この最適化の作業は 「.dbx」 ファイルが大きな容量になりすぎると、時間がかかりすぎたり、失敗する可能性も高くなるので、少なくとも、Outlook Express を100回終了した時点で、実施を促すためのようです。

※ 100回程度の利用であれば最適化に問題は少ないというのが
  マイクロソフト社の判断なのでしょう。

例の『最適化』のメッセージが出て、「OK」ボタンをクリックすれば、数十秒から数分間で自動的に『最適化』してくれますから、その効果とマイクロソフト社を信じるなら、実施してもいいでしょう。

この「OK」ボタンで『最適化』さえ実施されれば、 Outlook Express を次に100回、起動するまでは『最適化』メッセージは出なくなります。

  
メニューより 「ツール」-「オプション」-「メンテナンス」タブ画面を開き、「メッセージのクリーンアップ」項目で「整理する」ボタンをクリックして開く画面で、手動の『最適化』もできます。

 
◆◇◆

ただし、メール受信と同時にウイルス検査を実施するタイプのウイルス対策ソフトが影響して、『最適化』すると受信トレイからメッセージが消失するケースも報告されていますので、その場合は注意が必要です。

◆ Outlook Express で電子メール メッセージが受信トレイから
  消失する
(マイクロソフト社サポート技術情報)
  http://support.microsoft.com/kb/419000/ja

さらには『最適化』の途中で Outlook Express を終了すると「.dbx」ファイルが壊れる可能性もありますので、慎重に実施ください。

  
どちらにしろ、メールが失われては困る場合は、定期的なバックアップが大切になります。バックアップがあれば『最適化』作業で問題が発生が発生しても、最悪、バックアップ時点まで復旧させることができます。

◆ 過去のメールをまとめて保存したい(今週のQ&A)
  https://www.724685.com/weekly/qa050309.htm

いつもながら、マイクロソフト社の説明不足と日本語の表現には困ってしまいますが、もうすぐ登場する「Windowsメール」に期待しましょう。
  


【追加情報】

読者の方が、マイクロソフト社より「最適化」を実施するとき、最適化する直前の「.dbx」ファイルを自動バックアップしてくれるプログラムが公開されていると教えてくださいました。

カラクリとしては「最適化」する直前の、たとえば「送信トレイ.dbx」などのメール保存ファイルを自動的に「ごみ箱」に「送信トレイ.bak」という名前でバックアップしてくれる、というものです。

とりあえず編集長もパソコンに導入し、「最適化」をおこなうと自動でバックアップ・ファイルが生成されることを確認しました。「最適化」が無事完了すれば「ごみ箱」を空にすればいいだけなので便利です。

ただし、もともと英語での説明文しかない技術情報を自動翻訳で強引に訳した文章のため、日本語は読みにくく、誤訳もあり、復元手順の文章は支離滅裂なので、皆さんには「参考」程度の紹介にしておきます。

◆ Outlook Express 6 Service Pack 1 を起動すると、すべての
  電子メール アイテムは 見付からないことがあります。
    http://support.microsoft.com/kb/918069/JA/

 ※ 文中の「Download the KB918766 package now.」をクリック、
   画面の「Change Language」で「Japanese」を選び、日本語版
   を選択してから「ダウンロード」、といった手順になります。

 ※ Windows XP Service Pack 2 にのみ対応しています。

マイクロソフト社としても、本当に導入が必要なプログラムであれば、自動翻訳ではなく、日本語で説明ページをきちんと作成するはずですし、なにより Windows Update で自動的に導入させるはずです。

ということで「最適化」がどうしても不安という方には、選択肢として紹介させていただきました。参考にしてみてください。

記事の情報は公開時あるいは更新時のもので、最新情報はリンク先など情報元の公式ページでご確認ください。

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