「ファイル名を指定して実行」とは、「ファイル名」「プログラム名」を入力することでプログラム(アプリ)を実行したり、特定ファイルやフォルダーを開いたりできる Windows の操作ツールです。
プログラムやファイルの場所を探さなくても、開いた(ダイアログ)画面に文字(名前)を入力するだけで実行たり、開いたりできます。
Windows 8.1 や 10 では、画面左下を右クリックで現れる「クイックリンク」メニューから「ファイル名を指定して実行」を呼び出せます。
それでも「Windows」キーを使ったショートカットキー
Windows + R
のほうが簡単なので覚えていると便利です。
「ファイル名を指定して実行」は英語版 Windows では「Run」であり、アプリやコマンドを実行する(走らせる)といった意味のため、その頭文字「R」がショートカットキーにも使われています。
「ファイル名を指定して実行」画面で以下のような文字列を入力して「OK」ボタンをクリックすることでアプリやツールを実行できます。
- calc > 電卓(calculator)
- notepad > メモ帳
- write > ワードパッド
- excel > エクセル
- winword > ワード
- powerpnt > パワーポイント
- iexplore > インターネットエクスプローラ(IE)
- msconfig > システム構成
- taskmgr > タスクマネージャー(task manager)
- cmd > コマンドプロンプト(command prompt)
これらは Windows の「検索」機能で、しかも日本語の入力でも見つけられるので、必要なければ無理して覚える必要はありません。
さらに「shell:」を頭に付けることで、見つけにくい特定フォルダーを開くこともできます。役立ちそうなのは以下の2つです。
- shell:SendTo > ユーザーの「送る」フォルダー
- shell:Startup > ユーザーの「スタートアップ」フォルダー
Windows 検索で探すよりは、一発で開くことができて便利です。
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