「マルウエア」はカタカナ読みだと可愛らしい響きですが、「悪質な/悪意を持ったプログラム」という意味で、ウイルスやスパイウエアなど、有害なソフトウエアの「総称」として使われる用語です。
「マルウエア(malware)」は「malicious software」を略した用語で、そのうち「malicious」は「悪意のある」といった意味です。
また「mal」は「悪の」「悪い」「不良」といった意味の『接頭語』にも使われており、ソフトウエア(software)の「ware」とつなげて「malware」=「悪質なプログラム」となったという解説もあります。
つまり
「ウイルス」は「マルウエア」に含まれる
ということです。
ウイルスもスパイウエアも悪質かつ、複雑になる中で、だんだんと「定義」も「境目」もハッキリしなくなりました。そのためそれらを「総称」する呼び名が必要となったわけです。
「マルウエア」という言葉は2000年代半ば頃から使われていますが、 ウイルスやスパイウエアに比べると意味が分かりにくく、定着したとは言い難いのですが、ときどき耳にするので覚えておいてもいいでしょう。
ウイルスと言い切れないけど悪質なプログラムはマルウエア
といった感じです。
パソコンだけでなく、スマートフォンでもウイルスやマルウエアのことが話題になっています。
◆ ソフォス、無料Androidアプリから見つかった
マルウエアのワースト5を発表(bizmash!:@nifty)