パソコンで写真編集して映り込んだ人を削除することはできますか?
Windows標準アプリ「フォト」の「生成消去」機能で可能です。
パソコンでフォルダーに保存している写真ファイルを「Googleレンズ」で画像検索する方法を紹介しました。
このときは写真ファイルを「Chrome」ブラウザーを使いましたが、今回は Windows標準アプリ「フォト」を使用します。
一番、簡単な方法は編集したい写真が保存されているフォルダーを開き、該当する写真ファイルを右クリック、現れたメニューから
「フォト」>「フォトで編集」
を選択します。
これでいきなり「フォト」アプリで編集ができる状態で写真ファイルが開きます。
そこで画面上部に並ぶ操作メニューから「消去」を選択すると、
画面右に「生成消去」というタイトルでサイドバーが現れます。
まずは「自動適用」が「オン」になっていることを確認し、とりあえず「ブラシのサイズ」は 60 のまま、画面左の写真の画像で消去したい部分の上までマウスポインター(ブラシ)を移動させます。
マウスの左ボタンを押したまま、消去させたい部分全体の上を「なぞる」ようにマウスをドラッグして、塗りつぶしたら左ボタンを放します。
すると自動で消去が開始され、しばらくすると『領域なたはオブジェクトが消去されました』とポップアップ表示があり、うまく消去されたかを確認します。
うまく削除され、消された部分も違和感がないようになっていれば成功です。
消去した部分の背景は AI で生成されるので「生成消去」という名前が付いています。
◆◇◆
うまく消去できていないときは、画面上部の左にある「リセット」「元に戻す(左周り矢印)」「やり直す(右周り矢印)」の中から状況に応じて
- リセット:編集を開始したときの状態まで戻す
- 元に戻す:ひとつ前の操作を無効にする
を使って編集をやり直すことができます。
「ブラシのサイズ」を小さくしたり、画面を拡大したりして消去操作をやり直せば、時間はかかりますが希望に近くなるかもしれません。
消したいものにもよりますが、思ったよりも大きめのブラシでザクッと消去したいものをなぞったほうが綺麗に消える場合もあるので、最初のできあがりが気に入らなければ何度かやり直してみてもいいでしょう。
理解を深めるための「パソコン用語解説」
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