「テキスト ファイル ウィザード」とは、Excel に「タブ」「コンマ」などの「区切り文字」で区切られたテキストデータを「貼り付け」たとき、「区切り文字」でデータを分割し、別々のセルに挿入できる機能です。
たとえば「コンマ」で区切られたテキストデータがあり、
月,4月,5月,6月
日数,30日,31日,30日
営業日,21日,20日,21日
これをコピーして Excel に貼り付けたとき、データの「貼り付けオプション」アイコンが現れます。
このアイコンを選択して開いたメニューから「テキスト ファイル ウィザードを使用」を選択すると「テキスト ファイル ウィザード」がスタートします。
※「貼り付けオプション」アイコンの選択は「Ctrl」キーでも可能。
「貼り付けオプション」アイコンは、貼り付けるセルを選択した後、キー操作「Ctrl + V」、あるいは「ホーム」リボン左の「クリップボード」グループから「貼り付け」ボタンを選択すると現れます。
「貼り付け」ボタンの下をクリックしても「貼り付けオプション」メニューは開くので、「テキスト ファイル ウィザードを使用」を選択すれば「テキスト ファイル ウィザード」を開始できます。
「テキスト ファイル ウィザード」画面(1/3)が開いたら、まずは「元のデータの形式」が「コンマやタブなどの区切り文字によってフィールドごとに区切られたデータ」が選択されているのを確認して「次へ」をクリックして進みます。
次の画面(2/3)では「区切り文字」から「コンマ」を選択、画面下の「データのプレビュー」で希望通りに分割されることを確認したら「次へ」をクリックして進みます。
最後の画面(3/3)では「列のデータ形式」を選択できますが、通常は「G/標準」のままで大丈夫なので「完了」ボタンをクリックするとデータが「区切り文字」で分割され、別々のセルに挿入されます。
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