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Excel の「CHAR関数」「文字セット」とは

CHAR関数」とは、「数値」で指定された「文字」を返す関数です。ひとつの「文字」に、ひとつの「数値」を割り当てたのが「文字セット」であり、使っているコンピューターの「文字セット」が適用されます。

wd251029-01.png

たとえば Windows で使われている「文字セット」では、数値「33」は記号「!」、数値「48」は数字「0」、数値「65」は文字「A」を返します。

wd251029-02.png

つまりセルに

=CHAR(65)

と入力すると

A

が表示され、たとえば

=CHAR(65)&CHAR(33)

と「&」を挟んで、2つの文字をつなげて入力すると

A!

と表示されます。

wd251029-04.png

さらに「タブ」や「改行」といった「制御文字」も「文字セット」で割り当てられており、数値「10」が「改行コード」なので、セルに

="やまだたろう"&CHAR(10)&"山田太郎"

と入力して「折り返して全体を表示する」を適用するとセル内で改行されるので、セルの幅を最適化すると

やまだたろう
山田太郎

と表示されます。

wd251029-05.png

つまり文字列の途中に「改行」を挿入したい場合に「CHAR(10)」が使えるということです。

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