「PIN(ピン)」とは「暗証番号」のことであり、海外のキャッシュカードなどでも暗証番号を「PIN」と表記しているのを見かけます。
「PIN」は「Personal Identification Number」の略で、まさに個人(Personal)を認証(Identification)するための番号(Number)、つまり「個人識別番号」を意味する英語の頭文字というわけです。
セブン銀行の ATM の使い方ガイドの英語版でも「暗証番号」は「PIN code」と表示されています。
How to use ATM | Seven Bank Ltd.
「PIN」の「N」は「Number」なのに「PIN Number」と呼ばれることもありますが、「ピン」とだけ聞くと略語なのかもピンとこないので、後ろに「ナンバー」や「コード」を付けているともいえます。
LINE のアカウント乗っ取りが問題になったため、LINE は対策としてログイン時に必要なメールアドレスとパスワードに加えて、新たに「PINコード」を追加設定することで不正アクセスを防ごうとしています。
【重要】スマートフォン版LINEのセキュリティ強化のため、「PINコード」による本人確認手順を追加しました(7/17開始) : LINE公式ブログ
Windows 8 でもタッチ入力でサインインするときに長いパスワードの入力は大変なので「サインイン オプション」として「4桁の数字」を使った「PIN」を追加で設定できるようになっています。
「PIN」自体は以前から使われていた用語ですが、最近になって割と身近なサービスでも目や耳にすることが増えたので紹介しました。
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