Excel、Word で以前の「全画面表示」を Alt+V+U で実行

質問Excel、Word で以前のバージョンの「全画面表示」が使えますか?

回答「Office のメニューキー シーケンス」を使って  Alt+V+U で呼び出せます。

(最終更新日:2023年11月16日

現在の Excel や Word には「全画面表示モード(リボンの非表示)」が用意されており、ショートカットキーとして

Ctrl + Shift + F1

も使えるようになっています。

ただし、Excel の「全画面表示モード」では「数式バー」が残ります。

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一方、以前のバージョンには「数式バー」も非表示の「全画面表示」が存在しており、可能な限りシートを広げた全画面表示ができます。

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そして現在のバージョンでも使用することは可能です。

 

「全画面表示」コマンドは「リボンにないコマンド」の中にあります。

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それを「クイック アクセス ツールバー」や「リボンのユーザー設定」を使って追加することで、いつでもワンクリックで切り替えできます。

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この場合、従来は「ショートカットキーはない」と紹介してきましたが「以前のバージョンの Office のメニューキー シーケンス」を使えばキー操作だけで切り替えることができます。

Alt + V + U

V」は「表示View)」の頭文字で、「U」は「全画面(Full screen)」の一部、つまり「Full」の「U」だと覚えれば忘れにくいでしょう。

 

「以前のバージョンの Office のメニューキー シーケンス」については、別途、用語解説もしているので参考にしてください。

要するに「Alt+V」に続けて「U」を入力すればいいのです。

 

ワンクリックもキー操作も、どちらも忘れずに簡単に以前の「全画面表示」を使う方法としては「リボンのユーザー設定」画面を開き

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「表示」タブに「新しいグループ」を追加して、

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そこに「全画面表示」を追加する方法があります。

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そして「新しいグループ」の名前を「Alt+V+U」に変更すれば完了です。

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これで忘れそうになっても「表示」タブを選択すれば、リボン操作もキー操作のチェックもできます。

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◆◇◆

「全画面表示」と同様に「オプション」も「以前のバージョンの Office のメニューキー シーケンス」で開くことができます。

Alt + T + O

T」は「ツール(Tool)」の頭文字、「O」は「オプション(Option)」の頭文字で「アクセスキー シーケンス(Alt+F+T)」より覚えやすいです。

 

これも「リボンのユーザー設定」で「ファイルタブ」の「オプション」を選択、

qa231108-12.png

 

「リボン」の「ホーム」タブの中に「新しいグループ」を追加して、

qa231108-13.png

 

そして「新しいグループ」の名前を「Alt+T+O」に変更すれば完了です。

qa231108-14.png

 

これで忘れそうになっても「ホーム」タブを選択すれば、リボン操作もキー操作のチェックもできます。

qa231108-11.png

 

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