ディスプレイの解像度で「WQHD」とは

ディスプレイの解像度で「WQHD」とは、液晶画面上に敷き詰められ、個別に違う色や明るさで光る素子(画素:ピクセル)の数(画素数)の横x縦が「2560x1440px」であることを示す名称です。

WQHD」は「Wide Quad-HD」の頭文字です。最後の「HD」は「High Definition」のことで画素数は「1280x720px」。つまり「HD」の横に 2倍、縦に 2倍、全体で 4倍の画素数を持つのが「Quad-HD」です。

※「quad」は「4人の」「4個の」「4倍の大きさの」といった意味

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※ 液晶テレビで「ハイビジョン」の解像度は 1366×768 のことが多い。

なので「2560x1440px」は単に「QHD(Quad-HD)」でもいいのですが、横に長い意味の「Wide」を加えて「WQHD」です。読み方は「ダブリューキューエイチディー」。

 

現在、15型のパソコン用ディスプレイで広く普及している「フルHD」は「1920x1080px」であり、大型テレビ用で主流となっている「4K」は「3840x2160px」で「フルHD」の 4倍の画素数です。

もちろん画素数が大きければ大きいほど、細かい表示が可能となって写真や動画なども美しく再生できますが、画面サイズが同じであれば文字などを表示する場合、拡大しないと小さく表示されてしまいます。

 

テレビなら 40型、50型とサイズを大きくしていく方法もありますが、パソコン用にデスクで使うサイズとしては 24型前後が普及しており、今後を考えても 32型くらいまでが快適に使える限界でしょう。

そのため現状では『パソコン用の大型ディスプレイ』としては「4K」よりも「WQHD」のほうが『ほどよい』解像度かもしれません。

 

実際に、左が フルHD の 24型、右が WQHD の 31.5型。

WQHD だと左右にブラウザーを並べても余裕がありますが、その分、31.5型の設置には幅 75cm が必要です。

 

表示される文字サイズは、フルHD 24型 と  WQHD 31.5型 では 100% 設定でほぼ同じ。

縦に表示される情報量は  WQHD は フルHD の 1.33倍です。 

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