小さなプログラムを改行せず、ひとつの文字列になるようにしてWebブラウザーの「お気に入り/ブックマーク」に保存し、いつでも使えるようにしたのが「ブックマークレット(bookmarklet)」です。
Internet Explorer など「ウェブブラウザ」で動く「プログラム」を比較的、手軽に作ることができる「javascript(ジャバスクリプト)」という言語があり、たとえば電卓プログラムなんかも作れます。
「bookmarklet」という言葉は造語で、末尾の「let」は「小さいもの」という意味を作る英語の接尾語なのでブックマークに設置して使える小さなプログラム、ということで名付けたのでしょう。
ちなみに小冊子という意味の「booklet」の末尾の「let」も同じ接尾語ですし、「book」つながりで「bookmarklet」という造語を作ったのではないかと勝手に推測しています。
「ブックマークレット」は文字列なので、一般的にはウェブページに「リンク」として公開しておき、そのリンクから「ブックマーク」としてブラウザに保存して、いつでも使えるようにします。
Twilog
↑
Twilog と Twitter を切り替えるブックマークレット
以前の Internet Explorer なら、その「リンク」を右クリックして表示されたメニューから「お気に入りに追加」を実施、常に表示する「お気に入りバー」に追加することができます。
※作業中に「セキュリティの警告」が出ても「はい」で続ける必要があるので、信頼できるブックマークレットだけにしましょう。
IE9 や Google Chrome、FireFox などの場合、「リンク」を左ボタンでプレス、「ブックマークバー」にドラッグして追加できます。
→
リンクをドラッグして... お気に入りバーにドロップ
この「ブックマークレット」を使うことで、現在、開いているページをそのままの状態で、ちょっとした機能を追加することができます。
先ほどの「なにしろ電卓」もブックマークレットを用意しています。
このブックマークレットを使って、ブックマークバーに保存した「ブックマーク」をワンクリックすれば、「なにしろ電卓」が別ウインドウで開き、すぐに利用できます。
記事の情報は公開時あるいは更新時のもので、最新情報はリンク先など情報元の公式ページでご確認ください。