HDD の中にあるハードディスクとは「硬い円盤」

ハードディスク(Hard Disk)」というのは、単純に言えばデータ(ファイルなど)を大量に記憶させる磁性体をコーティングした円盤状のガラスやアルミニウム合金板のことで、文字通り「硬い円盤(ディスク)」です。

ただ普通は「ハードディスク」といえば、このディスクを中心部品とした記憶装置のことを指します。

この記憶装置は正式には「ハードディスクドライブ」と呼ばれ、「HDD(Hard Disk Drive)」と略されます。

 

「ドライブ(Drive) は「何かを動かすこと/もの」ですから、「HDD」は「ハードディスク駆動装置」を意味します(車を動かすことをドライブというのと同じです)。

 

パソコンの電源を入れると不定期に「カリカリ...」という音がしますよね?あれは HDD が発生させている音です。

作業の節目に、データを保存したり、取り出すたびにあの音が聞こえるはずです。

 

仕組みとしては高速で回転させたディスク上で、先端に磁力の方向を自由に変えられる電磁石をつけたアーム(腕というか細長い棒)を素早く移動させ、磁力で情報を書き込み、読み込み、消去をしているわけです。

このアームが素早く移動する時の機械音が「カリカリ...」なのです。

 

イメージ的にはレコード盤と針の関係に似ていますが、違う点はHDDの場合、ディスクにアームの先は触れていない、というかほんの僅か浮かせているのです。

浮かせている分、高速な書き込み、読み取りが可能ですが、高速で回転しているディスクからほんの少し浮いた状態で激しく位置を変えるため、振動によってディスクに傷付いて情報の一部が失われる可能性もあるデリケートな部品でもあります。

そのため、なるだけパソコンで作業中は本体を動かしたり、強い振動を与えたりしないように気をつけたいものです。

 

もちろん最近では、より大容量になり、振動にも強く、さらに小さいサイズのHDDも登場しており、近い将来、半導体を使った記憶装置(半導体メモリー/フラッシュメモリー)にとって代わられる、といわれていたのですが、技術者の予想以上に大容量化、低価格化に成功したため、まだしばらくはHDDの利用も続きそうです。

 

とても見やすいイラストでパソコンの部品やしくみなど解説しているホームページがあり、HDDの説明もありますので紹介しておきます。

情報機器と情報社会のしくみ素材集
┗ ◇ 1504 ハードディスクドライブのしくみ

さらに勉強してみたい方はぜひどうぞ!

 

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