Excel の「名前ボックス」とは、ワークシートの左上にあるボックスの名称で、通常は選択中のセルの位置(セル参照)が表示されますが、ボックスに「セル参照」を入力して、ジャンプすることもできます。
Excel を使用中に、現在、選択しているセルの位置は、上をたどって「列番号」、左をたどって「行番号」を確認できますが、ワークシート左上の「名前ボックス」で「セル参照」が分かります。
おさらいですが「セル参照」とは、「B4」のように「列番号」と「行番号」の組み合わせで、特定のセルを指定したものです。
また「名前ボックス」に「セル参照」を入力することで、該当するセルにジャンプ(選択を移動)することもできます。
特定の「セル」あるいは「範囲」を選択した状態で、「名前ボックス」に「セル参照」以外の文字列を入力すると、それが選択中の「セル」あるいは「範囲」の定義された「名前」となります。
たとえば「B4」を選択して「名前ボックス」に「ジャンプ元」と入力確定して、「C3」を選択して「名前ボックス」に「ジャンプ先」と入力確定して「名前」をつけてみます。
すでに定義されている「名前」を「名前ボックス」に入力すると、その「名前」の「セル」あるいは「範囲」にジャンプ(選択を移動)できます。
たとえば「名前ボックス」に「ジャンプ元」と入力確定すると、その「名前」を付けた「B4」にジャンプします。
また「名前ボックス」の右にあるプルダウンボタンをクリックすると、
定義されている「名前」の一覧がメニュー表示され、選択することでその「名前」の「セル」あるいは「範囲」にジャンプします。
定義された「名前」の編集は「リボン」を「数式」タブで切り替えて、「定義された名前」グループから「名前の管理」ボタンをクリック、
開いた「名前の管理」画面で「名前」の確認でき、選択して「編集」や「削除」ができます。
「名前の管理」画面は「Ctrl + F3」でも開くことができます。
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