エクセルにおける「数式」とは、値、セル参照、名前、関数、演算子を組み合わせてセルに記述したものです。「セル参照」とは「A3」のように行番号と列番号の組み合わせで特定のセルを指定したものです。
さらに「セル参照」は「A3」など、単一のセルを指定するだけでなく、
「A3:A8」のように A3 から A8 までの連続したセルを「セル範囲」で指定できます。
=SUM(A3:A8) で、A3 と A8 で挟まれたセルの値を合算できます。
また「セル範囲」には「名前」も付けられます。たとえば「A3:A8」を「セル参照範囲」と名付けてみます。
これで =SUM(セル参照範囲) で =SUM(A3:A8) と同じ計算ができます。
そしてセルに「数式」を入力するときは、先頭に「=」を付けないとセルは「数式」を認識できず、単に文字列(文字の羅列)だと処理されて自動計算されません。
SUM(A3:A8) だけでは計算されません。必ず「=」を付ける必要があります。
エクセルにおける「関数」はすでに解説しています。
◆ エクセルで「関数(function)」を挿入する方法とは
400 を越えるエクセルの豊富な「関数」に、直接入力する値と演算子と「セル参照」の組み合わせで自在に計算をすることができます。
一般の人がやりたいレベルの計算や表作成とその解析ならエクセルがあれば大概できてしまうといっていいでしょう。
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