「トリミング」とは、画像の加工ができるソフトウエアが持っている機能のひとつで、画像の周囲にある不要な部分を非表示にすることで画像の表示範囲やサイズを調整することができます。
英語の「トリミング(trimming)」には「刈り込んで整える」という意味があり、「犬の毛をトリミングする」といったときにも使われる言葉なのでイメージはしやすいかもしれません。
多くのソフトウエアでは「トリミング」操作時に画像の周囲に専用の「ハンドル」が表示され、その「ハンドル」をドラッグして移動させることで表示される画像の範囲を調整できます。
たとえば写真を選択して「トリミング」をクリックすると周りに「ハンドル」が表示されます。
画像を囲むように黒い「ハンドル」が 8つ表示されています。
この「ハンドル」をそれぞれドラッグして、残したい部分を囲むように移動して調整します。
位置を決めて「トリミング」をクリックすると、周りの部分が非表示となります。
これで「トリミング」は完成です。
多くのソフトウエアでは「トリミング」した元の画像情報も保存されるので、再び「トリミング」をクリックすると非表示にした部分が表示されて「トリミング」をやり直すことができます。
ただし、完全に画像を切り出したり、他のファイル形式で保存した場合、やり直したり、元に戻すことはできません。