エクセルで、データの入力に使う最も小さな単位が「セル」であり、入力データは数値、日付、文字列など様々で、それぞれに適した表示に切り替えるのが「セルの書式設定」の「表示形式」という項目です。
たとえば、セルに「2014/1/1」と入力すると、セルの「表示形式」は自動で「日付」に切り替わります。
ここで「表示形式」を「数値」にすると「41640」という、まさに数値に切り替わってしまいます。
ちなみに「41640」とは、「1900/1/1」を「1」、「1900/1/2」を「2」と番号付けしたとき、「2014/1/1」に対応する数値です。
「数値」「日付」以外にも「時刻」「パーセンテージ」「文字列」といった分類があります。
たとえば「数値」の「0.1」は「パーセンテージ」では「10%」と表示されるし、「0102」という番号は「数値」では頭の「0」が消えて「102」となるので「文字列」で表示したりします。
さらに「表示形式」で、同じ分類の「日付」でも、「種類」一覧から「2001/3/14」を「2001年3月14日」に替えることで「2014/1/1」は「2014年1月1日」と表示が変わります。
また「2014/1/1」を「2014/01/01」と表示したいときは「表示形式」の「ユーザー定義」を使い、「種類」を「yyyy/mm/dd」に設定します。
この「ユーザー定義」を使えば、かなり細かい表示形式の設定が可能です。
エクセルによる表作成や計算結果を分かりやすく表示したいときに、この「表示形式」、特に「ユーザー定義」は肝になるので、また別の機会にでも詳しく紹介する予定です。
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