「エクセル(Excel)」とは「表計算ソフト」の代名詞

表計算ソフト」とは、文字通り「表」を使って計算をするためのソフトです。表として縦横に並んだマス目(セル)に数値データを入力していくと設定した計算ルールに従って集計できます。そして、その代表といえるのが「エクセル(Excel)」です。

さらに表に並んだ数値データを選択すると、簡単な操作で棒グラフや円グラフなどを生成することもできます。

 

また、数値データ以外にも「文字列」も入力できるので、罫線を組み合わせて計算のない書類作成にも使えます。

 

この表計算ソフトで

「縦横に並んだマス目」の部分を「セル(cell)」

と呼びます。

 

セルは「(刑務所の)独房」とか「細胞」といった意味もあり、最小単位の囲まれたスペースといった感じです。

 

「表計算ソフト」では、このセルが行と列に沿ってどこまでも広がっていく(=「spread」)シートの上で計算やグラフ作成が行われます。

そのため「表計算ソフト」は英語でずばり「spread sheet (スプレッドシート) 」と呼ばれているのです。

 

いまでは「表計算ソフト」といえばマイクロソフト社のエクセルです。以前は対抗する表計算ソフトのLotus社「123(ワンツースリー)」などもありましたが、いまではすっかりエクセルの独り勝ちです。

エクセル(Excel)という名前は「優れている」という意味の「エクセレント(Excellent)」からきていると聞いたことがありますが、「セル(cell)」という用語にも掛けており、正確なところは定かではありません。

 

確かにエクセルは優れていて便利です。単なる表計算だけでなく、

規則正しく並んだセルを活用して、報告書や請求書のひな型など

にも使われています。もちろん計算が必要な書類には特に便利です。

 

エクセルは「こんなことができたらいいな」と普通の人が感じる機能はかなりの割合で持っています。ただし機能が多すぎて、その機能を探すのが大変だったりしますが、基本的にはほぼ完成したソフトといえるでしょう。

 

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