パソコンの画面を表示する装置を「モニター(monitor)」あるいは「ディスプレイ(display)」といいます。どちらの言葉を使っても同じことですが、ひとつの文章では統一したほうがいいでしょう。
といいつつ、私もしばしばひとつの文章中で両方使ってしまいます。
「ディスプレイ」のほうが語感はカッコいい
のですが、
「モニター」のほうが文字数が少なくて済む
ので、つい混在させてしまいます。
「モニター」には「監視」、「ディスプレイ」には「表示」といった意味があるので、監視カメラでの映像などの専用に常時、映しておく装置としてなら「モニター」のほうが合うような気もします。
それでも普通のパソコンは広く様々な用途に使われるため、その結果を表示する装置は「モニター」でも「ディスプレイ」でも構わないでしょう。
ただし、今後、タッチパネルという画面上で操作ができる部分が強調されてくると、モニターよりもディスプレイが優勢になるかもしれません。
いずれにしろ、10年くらい前まではブラウン管のモニターも少なくなかったのですが、いまやすっかり安くて薄くて省電力となった液晶モニターに置き換わってしまいました。最近の液晶モニターの料金低下には驚くばかりです。
というわけで、今後も文章によって混在することがあると思いますが、基本的には同じ意味で使っています。