ブラウザーの拡張機能を一時的にオフにすることはできますか?
「拡張機能」の管理ページで一時オフにできますが、簡単に個別あるいは一括でオン/オフを切り替える拡張機能があります。
これまでに「なにしろパソコン」でもブラウザーで使用する数多くの「拡張機能」を紹介してきました。
でも、いくら便利だからといって、強力な機能を持つ「拡張機能」を調子に乗って追加しすぎると、ブラウザーの動作が遅くなったり、トラブルを起こす場合もあります。
トラブルが起きたら、まずは全ての拡張機能を一時的にオフにすれば『原因が利用中の拡張機能なのか』判断できます。ただし全体の「拡張機能」ページに一括でオフにする機能はありません。
- 「拡張機能」ページ chrome://extensions/
もちろん「拡張機能」ページでも個別に拡張機能を一時オフにはできます。
でも事前に記録でも残しておかないと、どの拡張機能がオンだったのか、あとからオンに戻すべきなのはどの拡張機能なのか分からなくなります。
そこで「拡張機能」ページを開かなくても、追加済みの拡張機能を一覧表示でき、現在のオン/オフ状態も確認でき、個別でも一括でもオフにしたり、オフにしたものだけ再びオンにできる拡張機能があります。
この拡張機能を「Chromeに追加」したら「拡張機能」アイコンをクリック、メニューから「Extensity」を探し、「固定」アイコンをクリックすれば「拡張機能バー」にアイコンが移り、いつでも表示、操作可能となります。
「Extensity」アイコンをクリック、現れたメニューに追加したすべての拡張機能が表示され、オフになっている拡張機能は灰色背景に名前も薄く(グレイアウト)表示されていますが、クリックすればオンになります。
逆にオンの状態の拡張機能をクリックするとオフに切り替わります。
「Extensity」メニューの上に並ぶ小さい操作アイコンで左端の「スイッチ」アイコンをクリックすると、
「Extensity」以外の全ての拡張機能が一括でオフになります。
再度クリックでオフにした拡張機能だけオンに戻せます。
これで一時的に一括オフにしたり、確認したい拡張機能だけ個別にオン/オフをクリックするだけで簡単に切り替えることができます。
◆◇◆
拡張機能が原因かどうか判定するだけなら「シークレットウインドウ」を新たに開いて、
拡張機能のない状態でトラブルが起きているサイトで現象を確認して、再現されなければ拡張機能が原因とほぼ確定できます。
ただし、いずれかの拡張機能が原因とわかっても、どの拡張機能か特定するには「シークレットモード」を終了して、拡張機能を個別にオン/オフしながら再現するか確認して絞り込む必要があります。
そうなると、やはり「Extensity」のような拡張機能を効率的に管理ができる拡張機能を使ったほうが解決が速い、ということになります。
理解を深めるための「パソコン用語解説」
記事の情報は公開時あるいは更新時のもので、最新情報はリンク先など情報元の公式ページでご確認ください。