「Google Pixel 10 シリーズ」が登場。ブラウザーはもちろん、OS から カメラまで、自社開発の AI サービス「Gemini」との連携を一段と強化しています。
【編集長のもうひとこと】
Google がスマホ本体から OS、ブラウザー、検索、マップ、そして AI まで、すべて自社提供できるのは便利な半面、圧倒的すぎます。
米司法省が Google に対してブラウザー Chrome(クローム)の売却案を裁判所へ提出するのも理解はできます。
- 米司法省の「Chrome売却」案よりもグーグルの変化をもたらすものとは - ケータイ Watch(2024/12/10)
全部、ひとつのデバイスでできれば便利なのは当然ですが、ひとつの企業のあまりの「ひとり勝ち」はさすがにやりすぎではあります。
とはいえ、Chrome だけ別会社になる、というのも問題が多く、不便になりそうですし、買い取った会社がうまく継続して開発や運用ができるのかも怪しいでしょう。
Google も反論するだけでなく、司法省も納得できる、もっと誰もが幸福になる解決方法の提案を期待したいところです。
- ASCII.jp:グーグル、司法省による解体要求にバチバチに反論(2025/5/12)
私も、Google 検索や Googleマップが登場した当初は感激して、熱烈に応援したものですが、さすがにここまで強力になると、これで大丈夫かとは感じてしまいます。
一方、中国が国と企業が一体となって対抗してくる中、Google を弱体化させても米国に得はない気もします。
いずれにせよ、日本企業が蚊帳の外なのは寂しい限りです。
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