「Windows 10 Fall Creators Update」とは

Windows 10 Fall Creators Update」とは Windows 10 の機能強化などを目的とした無償アップデートで、2017年10月18日から Windows 10 搭載パソコンに順次配信が始まった大型の更新プログラムです。

Windows 10 に対しては 2015年11月に最初の大型アップデートが適用され、2016年7月に「Windows 10 Anniversary Update」、2017年4月に「Windows 10 Creators Update」が提供されました。

そして今回、4度目の大型アップデートは開始が「秋」となったため「Windows 10 Fall Creators Update」という名前になりました。

 

Windows Update を使っての適用後、Windows 10 のバージョンは 1709 となります。

 

今回も前回と同じく名前に「クリエーター」という言葉を含んでおり、「VR(仮想現実)」や「AR(拡張現実)」機能を提供する「Windows Mixed Reality」を標準機能に追加したのが目玉となっています。

この「Windows Mixed Reality」に対応した「ヘッドマウントディスプレイ(ゴーグルのような形で目の前のスクリーンに映像が映る)」製品が各社から発売、あるいはこれから登場する予定です。

また「Mixed Reality Viewer」というアプリも追加インストールされ、

 

立体的に見えるようにデザインされた「3Dモデル」を実際のカメラで撮影した映像の中にあるように配置することなどができます。

 

ほかにも「Windows 10 Fall Creators Update」では

  • タスクバーの「People」ボタンで連絡先をピン留めできる
  • ブラウザー「Microsoft Edge」に「全画面表示」機能を追加
  • 「スマホ」で閲覧中の Webページやメールをパソコンで表示

など、様々な機能の追加や更新が行われています。

さらに見た目では分からない細かい修正やセキュリティ強化なども加えられているので Windows 10 をお使いの方は、きちんと環境が整ったら適用を検討ください。

記事の情報は公開時あるいは更新時のもので、最新情報はリンク先など情報元の公式ページでご確認ください。

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