パソコン用語で「テクスチャ」とは、特定の素材(布、石、板など)が持つ視覚的な特徴や色合いを画像ファイルとして用意したもので、同じ画像を並べると、その素材のような図形や背景にできます。
英単語の「texture」には「織地」「生地」「表面の感じ」といった意味があり、様々な素材の表面の感じを再現した画像ファイルです。
たとえば Office の各種ソフト(Word、Excel、PowerPoint)で図形を選択して「塗りつぶし」設定から「図またはテクスチャ」を選択。
そして「テクスチャ」のボタンをクリックして一覧を表示します。
一覧には最初から「紙」「キャンバス」「デニム」「麻」「しずく」「紙袋」「化石」「砂」「大理石」「みかげ石」「新聞紙」「再生紙」「画用紙」「コルク」「オーク」「木目」などが用意されています。
これらの用意された「テクスチャ」画像は、上下左右に並べたときに境界部分がうまくつながって見えるように作成されています。
そのため「背景」として敷き詰めてもツギハギ感は少ないのです。
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