Webブラウザーで「アドレスバー」にキーワードを入力して「Enter」キーを押すとネット検索できますが、そのときに優先して利用される Web検索サービスが「既定(デフォルト)の検索エンジン」です。
「検索エンジン」については以前も解説しています。
要するにネット上で一般公開して提供されている Web検索サービスが「検索エンジン(検索プロバイダー)」で、いくつもあるサービスから優先的に使うものを「既定(デフォルト)」に設定するわけです。
Webブラウザーによって「既定の検索エンジン」の初期設定は違います。Google Chrome は「Google検索」、Microsoft Edge は「Bing検索」が「既定」で、各社が誘導したいサービスに設定されています。
「既定の検索エンジン」は変更可能で、Google Chrome なら「設定」画面を開き、画面左メニューで「検索エンジン」を選択し、右画面で「アドレスバーで使用する検索エンジン」から選ぶことができます。
もし「アドレスバーで使用する検索エンジン」のプルダウンメニューにない「検索エンジン」を使用したい場合は「検索エンジンの管理」の「その他の検索エンジン」に「追加」して選択することも可能です。
「追加」ボタンを押し、開いた「検索エンジンの追加」画面で「検索エンジン」「キーワード」「URL(%s=検索語句)」を入力して「追加」ボタンを押せば「その他の検索エンジン」を追加できます。
そして「既定」にしたい「検索エンジン」の右端の「その他の操作」ボタンをクリック、メニューから「デフォルトに設定」を選択します。
選択した「検索エンジン」の名前の後ろに(既定)と表示されるので、どの「検索エンジン」が最優先の「既定」となったかが分かります。
同じ「設定」画面の中に「既定」と「デフォルト」という用語が混在していますが、同じ意味に使われています。これでは混乱を生むだけなので用語は統一して欲しいです。
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