コントロールパネルを「カテゴリ表示」から「クラシック表示」に

質問WindowsXP の場合、スタートメニューから「コントロールパネル」を開くと、「作業する分野を選びます」が出てきて、目的のものが見つけにくくなりました。以前の一覧表示に戻せますか?

回答「カテゴリ表示」から「クラシック表示」に切り替えられます。

WindowsXP が『分かりやすくした』つもりの新しい機能や表示方法は、いままでの Windows に慣れてきたユーザーには戸惑うものが多く、それを予想してか、かなりの部分で以前の機能や表示方法を『クラシック』と呼んで、お好みで切り替えられるようにしています。

たとえば「コントロールパネル」の表示も「作業する分野を選びます」ということで、各種コントロールパネルが役割によりカテゴリーで分類され、ある意味で、判り易く、必要なものを見つけやすくしています。

しかし「マウス」など、すでに良く知っていて、アイコンからも見つけやすいコントロールパネルを使いたいときは、分類に分けるまでもなく、直接、一覧表示から「マウス」を見つけるほうが早くて便利です。

そんなときには「コントロールパネル」のウインドウを開いたら左上に  [クラシック表示に切り替える] があるので、これをクリックすれば、以前の一覧表示になります。

   ※ 元のカテゴリー分類表示に戻すには、左上の
     [カテゴリの表示に切り替える] をクリックします。

表示を選択して「コントロールパネル」を閉じると、次に「コントロールパネル」を開くときは、最後に選択した表示方法が保持されてますので、お好み、あるいは場面によって切り替えればいいでしょう。

  
さらに、もっと素早くコントロールパネルを表示させる方法としては、スタートメニューから「コントロールパネル」ウインドウを開くのではなく、ポイントすると『リスト表示』される設定があります。

  1. 「スタート」ボタンを右クリックします。

  2. 現れたりストから「プロパティ」を選択します。

  3. 「タスクバーと[スタート]メニューのプロパティ」が開きます。

  4. [スタート]メニュー・タブを選択し、「[スタート]メニュー」の
    右にある「カスタマイズ」ボタンをクリックします。

  5. 「[スタート]メニューのカスタマイズ」が開きます。

  6. [詳細設定]・タブを選択し、「[スタート]メニュー項目」リストで
    [コントロールパネル] の下にある [メニューとして表示する] 
    をオンにします。

  7. [OK]ボタンを続けて押して、プロパティを保存し、閉じます。

これで、スタートメニューから「コントロールパネル」リストをすぐに引き出すことができて便利です(と編集長は感じています)。

  
◆◇◆

好むと好まざるとにかかわらず、新しいパソコンを買えば、それまでの使い慣れた Windows から WindowsXP に切り替わります。

もちろん、本当に便利になった機能や表示方法もありますから、それは有効に使えばいいのですが、何年もかかって慣れた表示がいいと感じる場合は無理せず、「クラシック」に戻すのもいいかもしれません。

パソコンは「パーソナル」なコンピュータですから、自分に使いやすいようにできる部分はドンドン調整していきましょう。
  

記事の情報は公開時あるいは更新時のもので、最新情報はリンク先など情報元の公式ページでご確認ください。

スポンサーリンク

ご意見&コメント

パソコントラブルQ&A」をご利用いただき、ありがとうございます。

「参考になった」「ちょっと違うかも?」というときは TwitterFacebookページを使ってご感想やコメントをいただけると嬉しいです!励みにもなりますし、必要に応じて情報の追加や修正もしてまいります。

 

同じカテゴリー「ウインドウズ操作」のQ&A

 

同じカテゴリー「ウインドウズ操作」の用語解説

関連した記事を検索

パソコントラブルQ&A」「パソコン用語解説」では関連Q&Aや用語解説を豊富に掲載中です。検索してみてください!

年別Q&A (1121 件)

編集長のプロフィール

編集長

:パソコン生活応援アドバイザー。「なにしろパソコン.com」サイト運営、メルマガ編集、セミナー講師からコラム・書籍執筆まで実績豊富!

「パソコントラブルQ&A」ではトラブル解決のヒントなども紹介していますが、解決をお約束するものではありません。 トラブルの深刻度やご利用のパソコン環境によっては効果がなかったり、ほかのトラブルを誘発する場合もあります。そのため、作業前に大切なデータは、ご自身で必ずバックアップをおこなってください。

本サイトを参考にしたパソコン設定、サイト閲覧、紹介したソフトウエアや機器の購入&使用、そしてトラブル対応やインターネット活用は『利用者の責任』でお願いします(免責事項)。