[26/05/13] 左手だけで押せる「Enter」キーの代用キー操作

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 ≪今週の目次≫
  (1) 今週のひとこと 機能追加が止まらない「Microsoft PowerToys」
  (2) 今週のQ&A  左手だけで押せる「Enter」キーの代用キー操作
  (3) 今週の用語解説 「つかんで移動(Grab And Move)」とは
  (4) 編集後記    「つかんで移動」をマウス操作だけで使いたい
  ※直接ジャンプ! 今週のQ&A今週の用語解説編集後記
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 (1) 今週のひとこと 機能追加が止まらない「Microsoft PowerToys」
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      ☆「今日のひとこと」はこちらで https://www.724685.com/

 2022年頃から紹介を始めた機能強化プログラム「Microsoft PowerToys」
 ですが、2026年になっても機能の追加や進化が続いています。

 ◆ PowerToys の用語解説/Q&A
  https://www.724685.com/word/windows/powertoys/

 すっかり手放せなくなった「Keyboard Manager」も改良されていますし、

 ◆ 「Keyboard Manager」の新しいエディターが使いやすい
  https://www.724685.com/weekly/qa260325.htm

 今週、紹介した新機能「つかんで移動」もなかなか便利です。

 どれも標準機能に追加されてもおかしくないのですが、それでも実験的
 にとりあえず導入するには、まずは「Microsoft PowerToys」で試して、
 問題なければ標準にする、というのもありなのかもしれません。


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 (2) 今週のQ&A 左手だけで押せる「Enter」キーの代用キー操作
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    ☆「パソコントラブルQ&A」 https://www.724685.com/weekly/

 Q:左手だけで「Enter」キーの代わりになるキー操作はできますか?

 A:キー操作「Ctrl + Q」に「Enter」キーを割り当てるのは可能です。


                ◆◇◆

 右手でマウス操作をしながら、左手でキーボード操作していると最後に
 右手で「Enter」キーを押す場面が結構あります。

 たとえばブラウザー「Chrome」でキーワード検索をしたいとき

 1.右手のマウス操作で検索したいキーワードを選択

 2.左手で「コピー」のキー操作「Ctrl + C」を実行

 3.右手のマウス操作でアドレスバーを選択

 4.左手で「貼り付け」のキー操作「Ctrl + V」を実行

 5.右手で「Enter」キーを押して検索を実行

 できますが、このとき「5」で右手をマウスから放して、キーボードで
 「Enter」キーを押す必要があるわけです。

 もちろん大した手間ではありませんが、このあと検索結果からリンクを
 選択するために再び右手でマウスを操作することを考えると、「5」の
 操作をマウスを持ったまま左手でできるなら、そのほうが効率的です。

 ※左手でも「Enter」キーは押せますが、キーボードの左側にはなく、
  左手を右に大きく移動させる必要があり、姿勢も不自然になります。


 そこで、すでにあるショートカットキーを、別のキーの組み合わせでも
 使えるようにできる Windows 機能強化アプリ「Microsoft PowerToys」
 に含まれるツール「Keyboard Manager」を使って実現させます。

 ◆「Keyboard Manager」の「ショートカットの再マップ」とは
  https://www.724685.com/word/wd231213.htm

 この「Keyboard Manager」で Chrome 使用中は「Ctrl + Q」に「Enter」
 キーを割り振る(再マップする)のです。

 ※「Ctrl」キーと組み合わせるキーは「Q」以外も可能ですが「Ctrl +
  アルファベットキー」の多くが既存のショートカットキーと重複する
  ので、Chrome で通常、使われていない「Q」を選びました。


 実は、先ほどのブラウザーでキーワード検索をする操作手順の「3」で
 「右手のマウス操作でアドレスバーを選択」を「Ctrl + CapsLock」と
 いうキー操作で左手だけでできる方法も紹介しています。

 ◆ ブラウザーのアドレスバーを選択するキー操作を新たに追加
  https://www.724685.com/weekly/qa260422.htm

 これと同様に「5」の「右手で「Enter」キーを押して検索を実行」を
 「Ctrl + Q」というキー操作で左手だけでできるようにできるのです。


 結果として「2」から「5」までの操作は「Ctrl」キーを押したままで

 「C」→「CapsLock」→「V」→「Q」

 と順に押していけば連続で実行できるようになります。


                ◆◇◆

 実際に「Keyboard Manager」の「新エディター」で Chrome を使用中の
 とき限定で「Ctrl + Q」に「Enter」キーを割り振る(再マップする)
 手順は以下の通り。

 ◆ キーボードの機能を強化する「Keyboard Manager」とは
  https://www.724685.com/word/wd220525.htm

 ◆ 「Keyboard Manager」の新しいエディターが使いやすい
  https://www.724685.com/weekly/qa260325.htm


 1.「PowerToys」をインストール後、起動

 2.「システムトレイ」にある「PowerToys」アイコンを右クリック
   して「設定」を選択、あるいはアイコンをダブルクリック

 3.開いた「PowerToys」設定画面で「Keyboad Manager」を選択

 4.「Keyboad Manager」画面の「エディターを開く」ボタンをクリック

 5.新たにポップアップした「Keyboad Manager」画面の一番上にある
   「+ 新しい再マップの追加」ボタンをクリック

 6.さらにポップアップした「New remapping」画面で

  1.左の「トリガー」で「キーまたはショートカット」の下にある
    入力ボックスで「Ctrl + Q」のキー操作を実行

  2.「特定のアプリにのみ適用する」を選択後に「アプリ名」欄に
    「chrome」と入力

  3.右の「アクション」で「キーまたはショートカットに再マップ」
    の下にある入力ボックスで「Enter」キー操作を実行
  
  4.「保存」ボタンを選択

 7.「Keyboad Manager」画面の「キーとショートカット」一覧の中に

   「Ctrl(Left)」「Q」マップ先「Enter」 次に含まれる「chrome」

   が追加されていることを確認して設定完了

 これで Chrome 使用中は「Ctrl + Q」を「Enter」キーとして使えます。

 
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 (3) 今週の用語解説 「つかんで移動(Grab And Move)」とは
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         ☆「パソコン用語解説」 https://www.724685.com/word/

 ・「つかんで移動(Grab And Move)」とは、Windows 機能強化アプリ
  「PowerToys」のツールで修飾キーを押しながらドラッグすることで
  ウィンドウを移動したり、サイズを変更したりできます。

  通常、ウィンドウを移動させたいときは、ウィンドウの一番上にある
  「タイトルバー」など狭いエリアにマウスポインターを合わせてから
  左ボタンを押した状態でドラッグをする必要があります。

  それが「つかんで移動」をオンにすれば、「タイトルバー」に限らず
  ウィンドウ上なら、どこにマウスポインターがあっても、修飾キーを
  押しながら左ボタンのドラッグ操作でウィンドウを移動できます。

  たとえば「つかんで移動」はウィンドウの上部が画面からはみ出して、
  「タイトルバー」をつかんでドラッグできない場合にも使えます。


 ・一方、修飾キーを押しながら右ボタンのドラッグ操作でウィンドウの
  サイズを変更する場合、ウィンドウ上のマウスポインターの位置で

  ・上 1/3 エリアで、上下にドラッグで「上下矢」アイコンとなり
   上端の境界線が上下に移動して拡大縮小

  ・下 1/3 エリアで、上下にドラッグで「上下矢」アイコンとなり
   下端の境界線が上下に移動して拡大縮小

  ・右 1/3 エリアで、左右にドラッグで「左右矢」アイコンとなり
   右端の境界線が左右に移動して拡大縮小

  ・左 1/3 エリアで、左右にドラッグで「左右矢」アイコンとなり
   左端の境界線が左右に移動して拡大縮小
  
  できます。マウスポインターは境界線上なくても大丈夫です。
 
  「つかんで移動」がオンでもサイズ変更は無効にするには

  ・修飾キーを押しながら右クリックして
   ウィンドウのサイズを変更する
 
  という設定項目のチェックを外します。

  さらに以下の設定もできます。

  ・ゲームモードがオンのときにアクティブ化しない

  ・ウィンドウのジオメトリを表示する
   ※ ウィンドウの位置やサイズを数値表示

  また「除外アプリ」の入力ボックスにアプリ名を入力することで
  「つかんで移動」がオンでも使えないように設定できます。

  
 ・「Microsoft PowerToys」については以下も参考にしてください。

  ◆ 機能強化プログラム「Microsoft PowerToys」とは
  https://www.724685.com/word/wd220518.htm
  
  ◆ Microsoft PowerToys | Microsoft Docs
  https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/powertoys/


  その「PowerToys」に 2026年4月 に追加されたのが「つかんで移動
  (Grab And Move)」です。

  ◆ Grab And Move のユーティリティ | Microsoft Learn
  https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows/powertoys/grab-and-move

  「Microsoft Learn」サイトの説明では「Grab And Move」と英語表記
  ですが「PowerToys」設定画面では「つかんで移動」となっています。


============ ◇ 編集後記 ◇ =======[Top に戻る]

 今週号で取り上げた「つかんで移動」は以前から「あればいいのに」と
 感じていた機能なので、動作を確認してすぐ紹介させていただきました。

 実際に「つかんで移動」機能でウィンドウをドラッグで移動させると

 ・モニター画面の上下左右の端で「スナップ機能」が使えない

 ということに気が付きます。

 でも、逆にいえば「つかんで移動」を使えば「スナップ機能」がオンの
 状態でも気にせず移動操作ができることになります。
  
 それから希望としては、マウスだけで「つかんで移動」を使いたいので
 たとえばマウスの左ボタンで長押しすることで「つかんで移動」がオン
 になり、ドラッグ操作で移動できるようにして欲しいです。

                           (編集長・林)

 ※ 次回の配信は 2026年5月21日(木曜日)の予定です。

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