[25/11/05] Word の目次で見出しとページ数の間に線を引く

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 ≪今週の目次≫
  (1) 今週のひとこと 「TEXTSPLIT」関数のほうがシンプルで簡単そう
  (2) 今週のQ&A  Word の目次で見出しとページ数の間に線を引く
  (3) 今週の用語解説 Word の「タブとリーダー」とは
  (4) 編集後記    パソコン用語には2つの「タブ(Tab)」がある
  ※直接ジャンプ! 今週のQ&A今週の用語解説編集後記
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 (1) 今週のひとこと 「TEXTSPLIT」関数のほうがシンプルで簡単そう
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      ☆「今日のひとこと」はこちらで https://www.724685.com/

 先週は「TEXTSPLIT」関数を使って、セル内で改行した文字列を個別セル
 に分離する方法を紹介しました。

 ◆ Excel でセル内で改行した文字列を個別セルに分離
   - パソコントラブルQ&A
  https://www.724685.com/weekly/qa251029.htm

 この記事を書いているときに、そういえば「姓名」から「姓」と「名」
 を抽出するときも「LEFT」「RIGHT」「FIND」などの関数を組み合わせ
 なくても「TEXTSPLIT」関数のほうが簡単だったと気が付きました。

 ◆ Excel で「姓名」から「姓」と「名」を抽出する
   - パソコントラブルQ&A
  https://www.724685.com/weekly/qa251008.htm

 もちろん、どちらを使っても結果は一緒ですが、どうせならシンプルな
 計算式のほうがいいので 10月8日 の記事に「追記」しておきました。


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 (2) 今週のQ&A Word の目次で見出しとページ数の間に線を引く
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    ☆「パソコントラブルQ&A」 https://www.724685.com/weekly/

 Q:Word の目次で見出しとページ数の間に線を引く機能はありますか?

 A:「タブ」でページ数の位置を決め、そこまでの導く線「リーダー」
   を表示させることができます。


                ◆◇◆

 Word には「タブ」という、入力した文字や数字を表示する基点となる
 位置を指定できる機能があり、この「タブ」の場所を示すように点線や
 下線などを表示できるのが「リーダー」機能です。

 たとえば Word で以下のように「目次」で「見出し」と「ページ数」を
 並べて入力し、その間を「点線」でつなぐケースで考えてみましょう。
 
  はじめに ・・・・・・・・ 1
  詳細説明 ・・・・・・・・ 2
  まとめ ・・・・・・・・・・ 10

 まずは「見出し」をひとつ入力して、次に「ページ数」を表示する場所
 を決め、「ルーラー」でその場所をクリックして「タブ」を設置します。
 クリックした場所には「タブ」を示す「L字型」のアイコンが現れます。

 その状態で入力した「見出し」末尾にカーソルを合わせ「Tab」キーを
 押して「タブ」位置にカーソルが移動したら「ページ数」を入力します。

  はじめに 1

 このとき「タブ」アイコンをダブルクリックで「タブとリーダー」画面
 が開くので「リーダー」項目で「点線(・・・)」を選択して「OK」すれば
 「見出し」と「ページ数」の間をつなぐように「点線」が引かれます。
 
  はじめに ・・・・・・・・ 1

  ※「点下線」以外にも「破線」「下線」「点線」から選べます。

 この状態で「Enter」キーを押すと、次の「見出し」にも「タブ」設定
 は引き継がれるので、次々、目次を作っていくことができます。

  はじめに ・・・・・・・・ 1
  詳細説明 ・・・・・・・・ 2
 
 ただし、このままだと 10ページ以上は数字の末尾の位置が合いません。

  はじめに ・・・・・・・・ 1
  詳細説明 ・・・・・・・・ 2
  まとめ ・・・・・・・・・・ 10

 そこで「目次」全体を選択してから「タブ」アイコンをダブルクリック、
 「タブとリーダー」画面を開き、「配置」を「左揃え」から「右備え」
 に変更して「OK」すると数字の末尾の位置が合います。

  はじめに ・・・・・・・ 1
  詳細説明 ・・・・・・・ 2
  まとめ ・・・・・・・・ 10

 「タブ」アイコンは「左揃え」では「L」字型で、「右揃え」にすると
 逆「L」字型になるので、形状を見れば「配置」設定が分かります。


                ◆◇◆

 「ページ数」の表示場所を少し移動させたいときは「目次」全体を選択
 してから「タブ」アイコンを「ルーラー」上でドラッグ操作することで
 移動させることができます。
 
 「タブ」アイコンを「ルーラー」上で移動すると、その移動に合わせて
 「ページ数」の位置も移動するのをプレビューで確認できるので、希望
 する位置がきまったらドラッグ操作を終了して位置を確定します。

 この場合、「見出し」と「ページ数」をつなぐ「リーダー」も自動的に
 長さが調整され、つなぐ状態を維持されます。


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 (3) 今週の用語解説 Word の「タブとリーダー」とは
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         ☆「パソコン用語解説」 https://www.724685.com/word/

 ・Word の「タブとリーダー」とは、「タブ」が入力した文字や数字を
  表示する基準となる位置を指定する機能で、「リーダー」が「タブ」
  の位置まで、間をつなぐように点線や下線などを表示する機能です。

  たとえば Word で「目次」ページがあり、「見出し」と「ページ数」
  を破線でつないで表示している場合があるとしましょう。

  はじめに --------- 1
  詳細説明 --------- 2
  まとめ ---------- 10

  このとき Word で「ページ数」を表示する場所を「タブ」で指定して
  おり、その「タブ」までを「---」の「リーダー」でつないでいます。

  「リーダー」は英語で「leader」となり、「先導するもの」といった
  意味であり、ここでは「導く線」「リード線」といったところです。


 ・Word で「タブ」を設置するには、まずは設置したい「行」や「段落」
  を選択します。その状態で画面上の「ルーラー」で設置したい位置で
  クリックすると「ルーラー」上に「タブ」のマークが追加されます。

  ※「ルーラー」が表示されていない場合は「表示」リボンの「表示」
   グループにある「ルーラー」項目をクリックしてオンにします。


  「タブ」が設置された状態で、文字入力のカーソルが「タブ」マーク
  の左側にある場合、キーボードの「Tab」キーを押すと、カーソルが
  「タブ」マークの場所にジャンプ(移動)します。

  このとき「タブ」マークをダブルクリックすると「タブとリーダー」
  画面が開くので「リーダー」項目で「破線(---)」を選択して「OK」
  すると「タブ」のある場所までつなぐように「破線」が表示されます。

  「破線」以外にも「下線」「点線」「点による下線」が選べます。


 ・「ルーラー」をクリックして「タブ」を追加すると「タブ」アイコン
  は「L」字型になっており、これは「左揃え」を意味します。

  そこで「タブ」アイコンをダブルクリックで開く「タブとリーダー」
  画面で「配置」項目が「左揃え」なのを確認して、必要に応じて

  「中央揃え」「右揃え」「小数点揃え」「縦線」

  に変更できます。このとき「タブ」アイコンが逆「L」字型になるので
  「タブとリーダー」画面で確認しなくてもアイコンで分かります。


 ・「タブとリーダー」画面は「ホーム」リボンの「段落」グループ右下
  にあるオプションボタンをクリックして開く「段落」画面の下左端に
  ある「タブ設定」ボタンから開くこともできます。

  でも、明らかに「ルーラー」をダブルクリックしたほうが早いです。

  また「タブ」マークは「ルーラー」上をドラッグして位置を変更する
  ことも、「ルーラー」外にドラッグしてクリアすることもできます。

  もちろん「タブとリーダー」画面で「タブ位置」を文字数で決めたり、
  「タブ位置」で選択した「タブ」を「クリア」ボタンでクリアしたり、
  「すべてクリア」で選択行の「タブ」を一括でクリアできます。


============ ◇ 編集後記 ◇ =======[Top に戻る]

 確認してみたら「タブ」の用語解説をしたのは 2011年6月 でした。

 ◆ 2つの「タブ」とは?画面上の「Tab」と「Tab」キー
  https://www.724685.com/word/wd110608.htm

 要するに同名の「タブ(Tab)」ですが、2種類あるわけです。

 1.ひとつの画面で効率よく表示を切り替えるため、画面の端に少し
   出っ張った感じで並んでいて、選択できるラベルのような部分

 2.入力した文字や数字を表示する基準となる位置を指定する機能
   また「Tab」キーを押すごとに選択項目を次々とジャンプする機能

 今週、取り上げている「タブ」は「2」のほうになりますが、「1」
 の「タブ」のほうが日常的によく使われるので紛らわしいです。

 特にブラウザーの「タブ」切り替えのショートカットキーとして
 
 Ctrl + Tab

 が割り振られていたりするので、さらに混同しやすくなっています。

 とはいえ、もう長い間、混在して使われているので、そいうものだと
 割り切って使うしかありません。

                           (編集長・林)

 ※ 次回の配信は 2025年11月13日(木曜日)の予定です。

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