■◇◇■ 週刊なにしろパソコン ■◇◇■ 毎週水曜日発行 ■◇◇◇■
パソコン・インターネットを 発行日:2025/10/15(配信は翌日)
楽しむキッカケを提供します! 発行者:なにしろパソコン編集長
https://www.724685.com/maga/ 連絡先:faq@724685.com
■◇◇◇■ 1,195号 ■◇◇◇◇■ 今週の読者数: 3,330名 ■◇◇◇■
≪今週の目次≫
(1) 今週のひとこと Windows 10 が 2025年10月14日 にサポート終了
(2) 今週のQ&A Excel で複数セル内のアドレスにリンクを一括設定
(3) 今週の用語解説 Excel で「Officeスクリプト」を使う注意点とは
(4) 編集後記 「元に戻す」が使える更新があることを期待
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≪今週の目次≫
(1) 今週のひとこと Windows 10 が 2025年10月14日 にサポート終了
(2) 今週のQ&A Excel で複数セル内のアドレスにリンクを一括設定
(3) 今週の用語解説 Excel で「Officeスクリプト」を使う注意点とは
(4) 編集後記 「元に戻す」が使える更新があることを期待
☆ 配信中止ご希望の方は以下の「まぐまぐ!」の公式ページで「登録
する」の下にある「メールマガジンを解除」から解除できます。
→ https://www.mag2.com/m/0000081405.html
・ すべてのバックナンバー https://www.724685.com/maga/
・ パソコントラブルQ&A https://www.724685.com/weekly/
・ パソコン用語解説 https://www.724685.com/word/
・ お問い合わせフォーム https://www.724685.com/ask/
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(1) 今週のひとこと Windows 10 が 2025年10月14日 にサポート終了
----------------------------------
☆「今日のひとこと」はこちらで https://www.724685.com/
「今日のひとこと」でもご紹介したように、Windows 10 は 2025年10月
14日 に公式サポートを終了しました。
◆ Windows 10 の公式サポートは 2025年10月14日 に終了
- マイクロソフトにひとこと(2025/10/14)
https://www.724685.com/blog/2025/10/14122522.html
ただし「Microsoftサポート」の記事によると「拡張セキュリティ更新
プログラム」が終了後から「1年間」利用できるとのことでした。
◆ Windows 10 サポートは 2025 年 10 月 14 日に終了しました
- Microsoft サポート
https://go.724685.com/4n6NyvO
そこで私の持っている Windows 10 搭載パソコンで、最小システム要件
を満たさないため Windows 11 にアップグレードできないマシンにこの
「拡張セキュリティ更新プログラム」を適用してみました。
◆ Windows 10 拡張セキュリティ更新プログラム | Microsoft Windows
https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/extended-security-updates
結果として『すでに Windows 設定をバックアップしているため、追加
料金なしで拡張更新プログラムに登録できます』と表示され、無事に
『2026年10月13日まで、拡張セキュリティ更新プログラムに登録』
できたようです。該当マシンですでに「Windowsバックアップ」を設定
して Windows 設定を保存していたため、簡単に無料登録できました。
「Windowsバックアップ」を設定するには
・Microsoftアカウントでサインイン
・Windows設定を OneDrive クラウド ストレージにバックアップ
※ Microsoftアカウントで得られる無料の 5GB OneDrive で OK
する必要がありますが、多くの利用者は問題なく対応できるはずです。
◆ Windows バックアップを使用したバックアップと復元
- Microsoft サポート
https://bit.ly/4nbg8Mx
これで 1年間とはいえ、問題なく動いている Windows 10 パソコンを
買い替えなくても済むので、必要に応じて設定するといいでしょう。
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(2) 今週のQ&A Excel で複数セル内のアドレスにリンクを一括設定
----------------------------------
☆「パソコントラブルQ&A」 https://www.724685.com/weekly/
Q:Excel で複数セル内のアドレスにリンクを一括で設定できますか?
A:複数セルを一括でなら「Officeスクリプト」で可能です。
◆◇◆
Excel では初期設定の状態でセルにアドレスを入力し、エンターキーを
押すと、そのアドレスの文字列にリンク(ハイパーリンク)が自動的に
設定されます。クリックするとブラウザーで該当ページが開きます。
ただし、別のファイルからテキスト形式でコピーしたアドレスをセルに
貼り付けた場合など、セル内のアドレスにリンクは自動設定されません。
そんなアドレスが入力されているのに自動リンク設定されていないとき、
セルごとにリンクを設定する操作方法には以下の 2つがあります。
1.アドレスが入力されたセルをダブルクリックして編集可能にして
エンターキーで確定
2.アドレスが入力されたセルがアクティブなとき「F2」キーを押し、
編集可能にしてエンターキーで確定
たとえば縦一列にリンク設定されていないアドレスが並んでいる場合、
「F2」キー、「Enter」キー、「F2」キー、「Enter」キー...
と繰り返し入力することで次々とリンク設定することができます。
ただし、数が多くなると簡単な単純作業とはいえ手間です。
複数のセルを選択して「F2」キーと「Enter」キーを続けて押しても、
リンク設定できるのはアクティブセルだけで、選択した複数のセルを
一括でリンク設定することはできません。
以前、リンクを設定する「HYPERLINK」関数を使い、隣のセルにリンク
設定されたアドレスを表示させる方法は紹介しました。
◆ エクセル(Excel)でセル内のアドレス(URL)にリンクを設定
- パソコントラブルQ&A(2017/1/11)
https://www.724685.com/weekly/qa170111.htm
おさらいすると「HYPERLINK(ハイパーリンク)」関数の書式は
HYPERLINK(リンク先,[別名])
となり、「リンク先」にアドレスを入力したセルを指定すれば、その
アドレスにリンク設定された状態でセルにアドレスが表示されます。
「A1」の下のセル(A列)にずらっと入力されたアドレスが並んでいる
場合、 =HYPERLINK(A1) を入力した「B1」セルの右下にあるハンドル
を下に向けてドラッグすれば B列にリンク付きアドレスが表示されます。
◆◇◆
しかし上記の「HYPERLINK」関数による方法は、アドレスが入力された
セルとは別に、リンク設定されたアドレスを表示させるセルが必要で、
『アドレスを入力したセルに一括でリンクを設定』とはいえません。
そこで今回は Microsoft365 の Excel で使える「Officeスクリプト」
により「同じセルにリンクを一括で設定できる方法」を紹介します。
◆ Excel で使える「Officeスクリプト」とは
https://www.724685.com/word/wd250924.htm
1.リボンを「自動化」タブに切り替え
2.「新しいスクリプト」ボタンで「コードエディターで作成」を選択
3.画面左のサイドバーに表示される「コードエディター」で
「名前の変更」をたとえば『URLをハイパーリンク化』で保存
4.コード入力ボックスに、以下のスクリプトをコピー&貼り付け
=== この下の行からスクリプトをコピー ===
function main(workbook: ExcelScript.Workbook) {
// アドレスを入力したセル範囲を選択
const selectedRange = workbook.getSelectedRange();
// 選択された各セルをループ処理
const rowCount = selectedRange.getRowCount();
const colCount = selectedRange.getColumnCount();
for (let row = 0; row < rowCount; row++) {
for (let col = 0; col < colCount; col++) {
const cell = selectedRange.getCell(row, col);
const cellValue = cell.getText();
// セルの値がURLかどうかを正規表現で判定
// http や https で始まる一般的なURL をカバー
const urlRegex = /^(https?:\/\/\S+)$/i;
if (urlRegex.test(cellValue)) {
// URLと一致した場合、ハイパーリンクを設定
cell.setHyperlink({
address: cellValue, // リンク先URL
textToDisplay: cellValue // 表示テキスト
});
}
}
}
}
=== この上の行までスクリプトをコピー ===
5.Excel でリンク設定したいアドレスの入力されたセル範囲を選択
6.「URLをハイパーリンク化」スクリプトの「実行」ボタンをクリック
これで選択セル範囲のアドレスに一括でリンク設定できます。保存した
「URLをハイパーリンク化」スクリプトは何度でも利用が可能です。
=========================== [Top に戻る]
(3) 今週の用語解説 Excel で「Officeスクリプト」を使う注意点とは
----------------------------------
☆「パソコン用語解説」 https://www.724685.com/word/
・「Officeスクリプト」とは、Microsoft 365 の Excel で使用できる
「自動化」機能ですが、使うときの注意点としては「スクリプト」を
実行直後でも、実行前に戻す(元に戻す)操作ができないことです。
「Officeスクリプト」については、すでに「用語解説」しています。
◆ Excel で使える「Officeスクリプト」とは
https://www.724685.com/word/wd250924.htm
そのあと実際に「Officeスクリプト」を追加して実行してみました。
◆ Excel でリンク付きのセルから URL を抽出する
https://www.724685.com/weekly/qa250924.htm
その結果、分かったことが
「スクリプト」を実行したあと、結果が気に入らなくて「元に戻す」
ボタンやショートカットキー「Ctrl + Z」を使っても、実行する前の
状態には戻せない
ということでした。
・たとえば「Officeスクリプト」による「リンクの URL抽出」であれば、
抽出した URL が入力されているセルを一括で選択し、削除することで
「元に戻す」が使えなくても元の状態に戻すことは可能です。
でも、セルの元データを上書きするような「URLをハイパーリンク化」
などは、実行後に「元に戻す」操作はできません。
※リンク設定された複数セルを選択して、右クリックメニューから
「ハイパーリンクの削除」を実行すれば元の状態には戻せます。
いずれにせよ「Officeスクリプト」を実行する前に、実行するシート
を複製して、実行前のシートをバックアップしておくといいでしょう。
※ シートの複製は、画面下のシート名タブを「Ctrl」キーを押し
ながら、右隣りにドラッグ&ドロップすれば簡単にできます。
◆ 「Ctrl」キーを押しながらのマウス操作で複製とは
https://www.724685.com/word/wd200115.htm
これにより、もし「Officeスクリプト」を実行した結果が気に入らず、
元の状態のほうがよいとなっても複製したシートがあれば安心です。
============ ◇ 編集後記 ◇ =======[Top に戻る]
「Officeスクリプト」を知って、すぐに思い付いたのが
・リンクの URL抽出
・URLをハイパーリンク化
の 2つで、以前から Excel で実際に「一括で処理できればいいのに」
と感じていた操作だったので、スクリプトが作れたので嬉しいです。
一方で「Officeスクリプト」を実行した直後でも「元に戻す」ボタンや
ショートカットキー「Ctrl + Z」を使って戻せないのは驚きでした。
とりあえずスクリプト実行前に「シートの複製」しておけば安心です。
「Officeスクリプト」はまだ新しい機能なので、今後の Excel の更新
で「元に戻す」こともできるようになることを期待しています。
(編集長・林)
※ 次回の配信は 2025年10月23日(木曜日)の予定です。
戻す戻す戻す戻す戻す戻す戻す戻す戻す戻す戻す戻す戻す戻す戻す戻す戻
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(1) 今週のひとこと Windows 10 が 2025年10月14日 にサポート終了
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☆「今日のひとこと」はこちらで https://www.724685.com/
「今日のひとこと」でもご紹介したように、Windows 10 は 2025年10月
14日 に公式サポートを終了しました。
◆ Windows 10 の公式サポートは 2025年10月14日 に終了
- マイクロソフトにひとこと(2025/10/14)
https://www.724685.com/blog/2025/10/14122522.html
ただし「Microsoftサポート」の記事によると「拡張セキュリティ更新
プログラム」が終了後から「1年間」利用できるとのことでした。
◆ Windows 10 サポートは 2025 年 10 月 14 日に終了しました
- Microsoft サポート
https://go.724685.com/4n6NyvO
そこで私の持っている Windows 10 搭載パソコンで、最小システム要件
を満たさないため Windows 11 にアップグレードできないマシンにこの
「拡張セキュリティ更新プログラム」を適用してみました。
◆ Windows 10 拡張セキュリティ更新プログラム | Microsoft Windows
https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/extended-security-updates
結果として『すでに Windows 設定をバックアップしているため、追加
料金なしで拡張更新プログラムに登録できます』と表示され、無事に
『2026年10月13日まで、拡張セキュリティ更新プログラムに登録』
できたようです。該当マシンですでに「Windowsバックアップ」を設定
して Windows 設定を保存していたため、簡単に無料登録できました。
「Windowsバックアップ」を設定するには
・Microsoftアカウントでサインイン
・Windows設定を OneDrive クラウド ストレージにバックアップ
※ Microsoftアカウントで得られる無料の 5GB OneDrive で OK
する必要がありますが、多くの利用者は問題なく対応できるはずです。
◆ Windows バックアップを使用したバックアップと復元
- Microsoft サポート
https://bit.ly/4nbg8Mx
これで 1年間とはいえ、問題なく動いている Windows 10 パソコンを
買い替えなくても済むので、必要に応じて設定するといいでしょう。
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(2) 今週のQ&A Excel で複数セル内のアドレスにリンクを一括設定
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☆「パソコントラブルQ&A」 https://www.724685.com/weekly/
Q:Excel で複数セル内のアドレスにリンクを一括で設定できますか?
A:複数セルを一括でなら「Officeスクリプト」で可能です。
◆◇◆
Excel では初期設定の状態でセルにアドレスを入力し、エンターキーを
押すと、そのアドレスの文字列にリンク(ハイパーリンク)が自動的に
設定されます。クリックするとブラウザーで該当ページが開きます。
ただし、別のファイルからテキスト形式でコピーしたアドレスをセルに
貼り付けた場合など、セル内のアドレスにリンクは自動設定されません。
そんなアドレスが入力されているのに自動リンク設定されていないとき、
セルごとにリンクを設定する操作方法には以下の 2つがあります。
1.アドレスが入力されたセルをダブルクリックして編集可能にして
エンターキーで確定
2.アドレスが入力されたセルがアクティブなとき「F2」キーを押し、
編集可能にしてエンターキーで確定
たとえば縦一列にリンク設定されていないアドレスが並んでいる場合、
「F2」キー、「Enter」キー、「F2」キー、「Enter」キー...
と繰り返し入力することで次々とリンク設定することができます。
ただし、数が多くなると簡単な単純作業とはいえ手間です。
複数のセルを選択して「F2」キーと「Enter」キーを続けて押しても、
リンク設定できるのはアクティブセルだけで、選択した複数のセルを
一括でリンク設定することはできません。
以前、リンクを設定する「HYPERLINK」関数を使い、隣のセルにリンク
設定されたアドレスを表示させる方法は紹介しました。
◆ エクセル(Excel)でセル内のアドレス(URL)にリンクを設定
- パソコントラブルQ&A(2017/1/11)
https://www.724685.com/weekly/qa170111.htm
おさらいすると「HYPERLINK(ハイパーリンク)」関数の書式は
HYPERLINK(リンク先,[別名])
となり、「リンク先」にアドレスを入力したセルを指定すれば、その
アドレスにリンク設定された状態でセルにアドレスが表示されます。
「A1」の下のセル(A列)にずらっと入力されたアドレスが並んでいる
場合、 =HYPERLINK(A1) を入力した「B1」セルの右下にあるハンドル
を下に向けてドラッグすれば B列にリンク付きアドレスが表示されます。
◆◇◆
しかし上記の「HYPERLINK」関数による方法は、アドレスが入力された
セルとは別に、リンク設定されたアドレスを表示させるセルが必要で、
『アドレスを入力したセルに一括でリンクを設定』とはいえません。
そこで今回は Microsoft365 の Excel で使える「Officeスクリプト」
により「同じセルにリンクを一括で設定できる方法」を紹介します。
◆ Excel で使える「Officeスクリプト」とは
https://www.724685.com/word/wd250924.htm
1.リボンを「自動化」タブに切り替え
2.「新しいスクリプト」ボタンで「コードエディターで作成」を選択
3.画面左のサイドバーに表示される「コードエディター」で
「名前の変更」をたとえば『URLをハイパーリンク化』で保存
4.コード入力ボックスに、以下のスクリプトをコピー&貼り付け
=== この下の行からスクリプトをコピー ===
function main(workbook: ExcelScript.Workbook) {
// アドレスを入力したセル範囲を選択
const selectedRange = workbook.getSelectedRange();
// 選択された各セルをループ処理
const rowCount = selectedRange.getRowCount();
const colCount = selectedRange.getColumnCount();
for (let row = 0; row < rowCount; row++) {
for (let col = 0; col < colCount; col++) {
const cell = selectedRange.getCell(row, col);
const cellValue = cell.getText();
// セルの値がURLかどうかを正規表現で判定
// http や https で始まる一般的なURL をカバー
const urlRegex = /^(https?:\/\/\S+)$/i;
if (urlRegex.test(cellValue)) {
// URLと一致した場合、ハイパーリンクを設定
cell.setHyperlink({
address: cellValue, // リンク先URL
textToDisplay: cellValue // 表示テキスト
});
}
}
}
}
=== この上の行までスクリプトをコピー ===
5.Excel でリンク設定したいアドレスの入力されたセル範囲を選択
6.「URLをハイパーリンク化」スクリプトの「実行」ボタンをクリック
これで選択セル範囲のアドレスに一括でリンク設定できます。保存した
「URLをハイパーリンク化」スクリプトは何度でも利用が可能です。
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(3) 今週の用語解説 Excel で「Officeスクリプト」を使う注意点とは
----------------------------------
☆「パソコン用語解説」 https://www.724685.com/word/
・「Officeスクリプト」とは、Microsoft 365 の Excel で使用できる
「自動化」機能ですが、使うときの注意点としては「スクリプト」を
実行直後でも、実行前に戻す(元に戻す)操作ができないことです。
「Officeスクリプト」については、すでに「用語解説」しています。
◆ Excel で使える「Officeスクリプト」とは
https://www.724685.com/word/wd250924.htm
そのあと実際に「Officeスクリプト」を追加して実行してみました。
◆ Excel でリンク付きのセルから URL を抽出する
https://www.724685.com/weekly/qa250924.htm
その結果、分かったことが
「スクリプト」を実行したあと、結果が気に入らなくて「元に戻す」
ボタンやショートカットキー「Ctrl + Z」を使っても、実行する前の
状態には戻せない
ということでした。
・たとえば「Officeスクリプト」による「リンクの URL抽出」であれば、
抽出した URL が入力されているセルを一括で選択し、削除することで
「元に戻す」が使えなくても元の状態に戻すことは可能です。
でも、セルの元データを上書きするような「URLをハイパーリンク化」
などは、実行後に「元に戻す」操作はできません。
※リンク設定された複数セルを選択して、右クリックメニューから
「ハイパーリンクの削除」を実行すれば元の状態には戻せます。
いずれにせよ「Officeスクリプト」を実行する前に、実行するシート
を複製して、実行前のシートをバックアップしておくといいでしょう。
※ シートの複製は、画面下のシート名タブを「Ctrl」キーを押し
ながら、右隣りにドラッグ&ドロップすれば簡単にできます。
◆ 「Ctrl」キーを押しながらのマウス操作で複製とは
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これにより、もし「Officeスクリプト」を実行した結果が気に入らず、
元の状態のほうがよいとなっても複製したシートがあれば安心です。
============ ◇ 編集後記 ◇ =======[Top に戻る]
「Officeスクリプト」を知って、すぐに思い付いたのが
・リンクの URL抽出
・URLをハイパーリンク化
の 2つで、以前から Excel で実際に「一括で処理できればいいのに」
と感じていた操作だったので、スクリプトが作れたので嬉しいです。
一方で「Officeスクリプト」を実行した直後でも「元に戻す」ボタンや
ショートカットキー「Ctrl + Z」を使って戻せないのは驚きでした。
とりあえずスクリプト実行前に「シートの複製」しておけば安心です。
「Officeスクリプト」はまだ新しい機能なので、今後の Excel の更新
で「元に戻す」こともできるようになることを期待しています。
(編集長・林)
※ 次回の配信は 2025年10月23日(木曜日)の予定です。
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