[07/05/09] 画像の多いワードのファイル容量を小さく

■◇■ 週刊クラブQ&A パソコンクリニック(クラブQ&A版) ■◇■
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 ≪今週の目次≫
  (1) 今週のひとこと 「川柳」の根強い人気、あなどれず
  (2) 今週のQ&A  画像の多いワードのファイル容量を小さくしたい
  (3) 今週の用語解説 話題先行の「セカンドライフ」
  (4) 編集後記    紹介するのも「楽」じゃない

  ※直接ジャンプ! 今週のQ&A今週の用語解説編集後記

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 (1) 今週のひとこと 「川柳」の根強い人気、あなどれず
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      ☆「今日のひとこと」はこちらで https://www.724685.com/

 川柳が人気なのだそうです。「今日のひとこと」でも、第一生命が主催
 する「サラリーマン川柳」の投票結果など、何度も取り上げてきました。

 ◆ サラリーマン川柳(第一生命)
  http://event.dai-ichi-life.co.jp/senryu/


 そんな中、「なにしろパソコン.com」のトップページで『今日』を知る
 ためのリンク集に毎日新聞主催の「仲畑流・万能川柳」を追加しました。

 ◆ なにしろパソコン.com −【今日のリンク集】
  https://www.724685.com/index.htm#today

 ◆ 仲畑流・万能川柳(MSN-Mainichi INTERACTIVE)
  http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/senryu/


 糸井重里さんと並んで「コピーライター」という職業を世に知らしめた
 仲畑貴志さんが選者となり、読者投稿の川柳を毎日紹介していくという
 企画ですが、1991年11月から現在まで続いているというのは凄いです。

 ◆ 川柳の楽しみ方、仲畑貴志さんに聞く
 http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/senryu/etc/miryoku.html


 先の「サラリーマン川柳」も第20回ですから、『川柳』の根強い人気が
 分かります。ほかにも「川柳」の企画はたくさんありますが、テーマを
 決めた「川柳コンクール」は応募が期待できるのかもしれません。

 ◆ 桂三枝の川柳激情(YOMIURI ONLINE)
  http://osaka.yomiuri.co.jp/senryu/

 ◆ マナー川柳(京王グループ)
  http://www.keio.co.jp:1080/joy/manner/update/top01.html
  ※やくみつるさんのイラストも楽しみです。

 ◆ マネー川柳(MONEY広場) http://www.orix-hiroba.jp/senryu/
  ※「マネー」ネタだけに、ちょっと内容が世知辛い

 ◆ TOTO:第2回 トイレ川柳入賞作品発表
  http://www.toto.co.jp/News/senryu/index02.htm
  ※こちらも、選者は仲畑さん

 ◆ ダスキン大掃除川柳コンテスト http://575.duskin.jp/

 ◆ 第一回 ニコレット 川柳コンテスト受賞作品発表
  http://takeda-kenko.jp/senryu/jyusyo.html


 というわけで、みなさんも一句ひねってみてはいかがでしょう?読んで
 笑う分には楽ですが、実際、書いてみると、結構、難しいものですが、
 それも魅力かもしれませんね。「川柳の 根強い人気 あなどれず」


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 (2) 今週のQ&A  画像の多いワードのファイル容量を小さくしたい
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       ☆「質問リクエスト」 http://www.clubqa.com/mailcare/

 Q:デジカメ写真を何枚も貼り付けたとき、ワードのファイル容量が
   大きくなりすぎるので、なんとか容量を小さくしたいのですが?

 A:画質は落ちますが「図の圧縮」を使う方法があります。


                ◆◇◆

 デジタルカメラで撮影した写真の画像ファイルは、数メガバイトという
 大きなサイズ(ファイル容量)になることもあり、以前、メールに添付
 して送る場合にサイズを調整する方法を紹介しました。

 ◆ 第236回 デジカメ写真を程よいサイズでメール添付したい
  https://www.724685.com/weekly/qa060816.htm


 今度は、やはりファイル容量の大きなデジカメ写真画像ファイルを何枚
 も貼り付けたワードのファイル容量が大きくて困る場合の調整方法です。

 1.サイズ調整したい大きな画像を含んだワードファイルを開く。

 2.メニューバーより「ファイル」−「名前を付けて保存」を選択

 3.「名前を付けて保存」画面の右上に「ツール」メニューがあり、
   そこから「図の圧縮」を選択。

  ※Word2007 の場合は「名前を付けて保存」画面の下に「保存」
   ボタンの左に「ツール」メニューがあります。

 4.「図の圧縮」画面の「解像度の変更」で「Web/画面(96dpi)」
   と「印刷(200dpi)」の2つのレベルのどちらかを選びます。

   ・プリンタで印刷しても綺麗なレベルにしたければ「印刷」
   ・パソコンの画面で気にならない程度でよければ「Web/画面」

  ※「オプション」項目の設定は「図の圧縮」と「図のトリミング
   部分の削除」にチェックを入れたままにしておきましょう。

 5.「図の圧縮」画面を「OK」ボタンで閉じると「図を圧縮すると
   画像の質が低下する場合があります」という警告ウインドウが
   出ますが、それで構わなければ「適用」ボタンをクリック。 

 6.元のファイルとは別の「名前」をつけてファイルを保存。

  ※こうしておけば、もし圧縮した結果、その画質などに不満な
   場合でも「元のファイル」が残っているので安心です。


 これで、貼り付けていたデジカメ写真画像ファイルの容量が大きければ
 大きいほど、圧縮後のワードのファイル容量は小さくできます。

 メールに添付して相手に見せるだけなら「Web/画面(96dpi)」で十分
 だと思いますが、まずは「Web/画面」と「印刷」の2つのレベルで圧縮、
 保存した別々のファイルを開いて、その違いを確認しておきましょう。


                ◆◇◆
 
 気を付ける点は、この「図の圧縮」を行ったワード書類の画像は、再度、
 編集したいときには向かないということです。画像を引き伸ばしたり、
 トリミングした部分を戻すなど、再加工したいなら圧縮しないことです。

 ※圧縮前のファイルを残しておいたり、オリジナルのデジカメ写真の
  画像ファイルを保存していれば、それを再加工すれば大丈夫です。


 それから、この「図の圧縮」はエクセルやパワーポイントでも、同様の
 手順で実行できるので試してみるといいでしょう。なお、この図の圧縮
 を含め、オフィスファイルの圧縮を効率的に行う市販ソフトもあります。

 ◆ 第228回 パワーポイントのファル容量を圧縮したい
  https://www.724685.com/weekly/qa060621.htm

  ※ここで紹介した「NXPowerLite」がパワーポイントだけでなく、
   ワードやエクセルにも対応するようになっているのです。


 それから、この「図の圧縮」は「Word2002」の場合、画像のレイアウト
 で「折り返しの種類と配置」が『行内』の設定のとき、機能が働かない
 という現象が確認されており、以下のように公式に報告されています。

 ◆ [WD2002] 図の圧縮処理が行われない(Microsoft サポート)
  http://support.microsoft.com/kb/418050/ja

 編集長の主力パソコンも「Word2002」だったので、なぜか圧縮できずに
 かなりの時間、悩んでしまいました。本当に勘弁して欲しいです。


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 (3) 今週の用語解説 話題先行の「セカンドライフ」
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        ☆毎週、ひとつずつ、パソコン用語を解説していきます。

 ・インターネットの最新情報に詳しそうな人や雑誌などが「次の注目」
  として昨年末ごろから取り上げているのが「セカンドライフ」です。

  ◆ Second Life: あなたの世界。 あなたの想像力。
  ┃ http://secondlife.com/world/jp/
  ┗◇ Second Life とは?(基本概要)
    http://secondlife.com/world/jp/whatis/

  「セカンドライフ」といっても、定年後の新しい生活を紹介している
  サイトではなく、米国発のインターネット上に作られた仮想的な空間
  のことです。話題先行気味ですが、ちょっと紹介しておきましょう。

  ※「セカンドライフ」は、リンデンラボ社(米カリフォルニア州)
   という企業が 2003年 から開始した「商用サービス」です。


 ・特長は三次元映像(3D)で作られた仮想世界で、自分の「分身」とも
  いえるキャラクター(アバター)を活動させ、その中でいろんな場所
  を探検したり、土地を買って家を建てて住んでみたり、モノを作って
  売買したりと、使いこなせれば「何でもあり」の『別世界』です。

  ◆ 全世界で460万人がハマる! 仮想世界「セカンドライフ」を
    徹底解剖(デジタルARENA)
   http://arena.nikkeibp.co.jp/tokushu/gen/20070314/121244/

  「ゲーム」といえなくもないのですが、敵を倒すわけでも、決まった
  ルートや目的地があるわけでもありません。「セカンドライフ」内で
  使える通貨(L$)は実際のドルと交換でき、この世界で商売を始めて
  大金を稼いだ人もいる、といった点でも「話題」になっています。

  ※通貨は「リンデンダラー(L$)」と名づけられているようです。
  

 ・とりあえずの参加は無料ですが、専用のソフトウエアをダウンロード
  してインストールする必要があり、3D 画像を生成するということも
  あり、ちょっと古いパソコンだと、思ったように動いてくれません。

  さらに2007年頭には日本語版が登場!と注目されたのですが、遅れて
  いるようで、そのあたりも「話題先行」と感じさせられる点です。

  ◆ Second Life“不”人気、7つの理由(ITmedia News)
   http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0703/07/news074.html

  とはいえ、すでに「はまっている人」もいるわけですし、宣伝効果を
  狙って、セシールやブックオフなどが「セカンドライフ」内に店舗を
  出すといった話題性もあり、しばらくは要チェックでしょう。


============ ◇ 編集後記 ◇ =======[Top に戻る]

 業界雑誌などで話題となっている「セカンドライフ」について紹介して
 みました。実際に使ってみないと説明はできないだろう、ということで
 登録して自宅の愛機に専用ソフトをインストールしてみたのですが...。

 いやはや、私のパソコンが古くて機能が不十分なのか、最大の「売り」
 である 3D 画像の描画に時間がかかりすぎて、試して楽しむどころの話
 ではありませんでした。しかも読むのも面倒な英語表示だし...。

 そして、なんとか最初の島である「オリエンテーションアイランド」に
 到着したわけですが、操作方法を覚える段階で、動作の重さと英語表示
 も手伝って「もういいや」って感じになってしまいました。
 
 確かに、面白いと感じる人もいるかもしれませんが、パソコンの操作が
 あまり得意でない方が楽しめるようなサービスではなさそうです。時間
 に余裕のある方は一度、チャレンジしてみてもいいかもしれません。

 なにせ、いま「話題」ですから。
                          (編集長・林)

  ※ 次回の発行は5月16日(水曜日)の予定です。お楽しみに。


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