「LTE」は「4G」?携帯電話回線の次世代通信規格とは

現在、普及している携帯電話回線「3G」で利用される周波数帯を使って、光回線にも負けない高速通信を実現する新規格として標準化が進み、サービスが始まっているのが「LTE」です。厳密には「4G」ではないのですが、名乗ってもいいというややこしい状況になっています。

※ 「3G」「4G」は「よくわからないIT用語ランキング」第2位

携帯電話で、より高速にデータ通信ができれば便利になります。

そのためには現在使われている通信規格よりも高速なのはもちろん、安定性やセキュリティなど、いろんな面で「進化」が必要となります。

 

現在の携帯電話は「3G」つまり「第3世代(Generation)」が通信規格の主流であり、この本格的な「次世代」となる「4G」は大幅な規格の変更が必要なため、登場は 2010年代の後半と言われています。  

 

そこで現在の「3G」で利用されている周波数帯を活用し、光回線にも負けない高速通信を実現する新規格として標準化が進み、サービスが始まったのが「LTE」です。

「LTE」は「Long Term Evolution」の略

「Long Term」は「長期間」、「Evolution」は「進化」「発展」といった意味で、現行の「3G」を「長期的に進化」させる「4G」との中継ぎ的な規格となります。

 

この「LTE」は NTTドコモが「Super3G」の名称で提唱し、開発の先頭となって世界各国の賛同を集め、標準化を進めてきました。

LTE(Long Term Evolution) | NTTドコモ

 

そしてドコモが日本で他社に先駆けて始めたサービスが「Xi」です。

「Xi」(クロッシィ)データ通信 | NTTドコモ

 

「Xi」は『2012年4月現在、全国政令指定都市の人口カバー率100%、受信時最大75Mbps、送信時最大25Mbps で、光回線並みのスピードと常時接続に近い短時間アクセスで楽しめます』となっています。

 

出遅れていた au やソフトバンクモバイルも iPhone 5 の発売(2012/9/21)に合わせ、LTE サービス提供を開始。スマートフォンの普及とともに LTE が一気に利用者を増やしていく可能性があります。

au 4G LTE|au

「SoftBank 4G LTE」の提供開始について
ソフトバンクモバイル

 

開発段階で LTE は、3G と 4G の間なので 3.9G と呼ばれていました。

それを au や ソフトバンクモバイルも LTE のサービス名に「4G」と加えているのは

LTE も 3G の次世代規格には違いないので「4G と呼んでもいい」という国際電気通信連合(ITU)の声明があったから

です。「SoftBank 4G / 4G LTE 特設サイト」にも、その旨の注意書きがあります。

 

技術的に細かい説明をしても難しいだけなので、まずは

携帯電話の通信規格で現在の「3G」より高速な「LTE」に
人気スマートフォンが対応を始め、急速に普及しつつある

と理解しておけば十分でしょう。

 

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