「プロトコル」とはネットでつながるための「お約束」

プロトコル(protocol)」というのは、お固く訳せば「規約」といった意味ですが、情報通信の用語としては「情報をやりとりするときに必要な『お約束』」といった意味です。 

「今週のQ&A」で「POP」と「SMTP」という2つの用語が出てきました。

「POP(ポップ)」は「Post Office Protocol」の略

「SMTP」は「Simple Mail Transfer Protocol」の略

ここで共通して出てくる「Protocol(プロトコル)」という単語は、インターネットの世界ではキーとなる言葉です。

 

「IP(アイピー)電話」で有名になった

「IP」も「Internet Protocol」の略

ですし、ホームページのアドレス入力で頭に打ち込む

「http」も「Hyper Text Transfer Protocol」の略

なのです。

 

「プロトコル(protocol)」というのは、噛み砕いて言えば「情報をやりとりするときに必要な『お約束』」といった意味です。

たとえば違う言葉を話す人同士が情報交換するには、お互いが知っている共通の単語や文法を使わないと話が通じませんよね?その「単語や文法などのルール(お約束)」が「プロトコル」に相当します。

 

人と同様に、色々なコンピュータ(あなたがお使いのパソコンも立派なコンピュータです)が情報交換する場合にも、伝えたい情報の形態によって、色々なお約束(プロトコル)が必要になります。

※実社会でも電話、手紙、直接会って話す、などなど、それぞれで情報を伝える道具やルール、方法や伝達経路が違いますよね。

 

つまり「メールを受け取る郵便局(post office)」のような仕組みを「お約束」にまとめたのが「POP」であり、「簡単にメールを送信する(simple mail transfer)」ために作った「お約束」が「SMTP」です。

それから「http」は「『ハイパーテキスト』というネット上で文字や画像を自由に表現&公開できる言語を伝える(Hyper Text Transfer)」ための「お約束」のことです。

ホームページを自分で作ったことがある方には、作成したファイルを公開用のサーバーに送信するために「FTP(File Transfer Protocol)」を利用したことがあると思います。

そんなこんなでインターネットで情報を扱うときには「プロトコル」というキーワード(あるいは略された「P」)が何度も出てきます。

実際に会話で使うような言葉ではありませんが「プロトコル」という各種の「お約束」を守られなければ、ネットでの情報交換はできないということを知っておいていただければ充分です。

きっとインターネットに対する理解が一歩、深まることでしょう。

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