「条件付き書式」とは、エクセルで「適用先」に指定した「セル」のデータが、一定の「ルール(条件)」を満たすと適用される「書式」のことで、ルールに合った「セル」の見た目を変えることができます。
たとえば、あるセルのデータが「指定した値より小さい」ときには、そのセル内の「フォントを赤くする」あるいは「セルの背景色を赤くする」などで、見ただけで分かる「条件付き書式」を設定することができます。
「ホーム」リボンの「スタイル」グループに「条件付き書式」ボタンがあり、
クリックで現れたメニューから代表的な「ルール」の採用や、新しいルールの作成・編集、そして作成済みのルールを管理できます。
メニューに用意されている「ルール」には
- セルの強調表示ルール
- 指定の値より大きい
- 指定の値より小さい
- 指定の範囲内
- 指定の値に等しい
- 文字列
- 日付
- 重複する値
- 上位/下位ルール
- 上位 10項目
- 上位 10%
- 下位 10項目
- 下位 10%
- 平均より大
- 平均より小
などがあり、
これを使えば新しい「ルール」も手軽に作れます。
「ルールの管理」画面で作成したルールは確認できます。
さらに「データバー」「カラースケール」「アイコンセット」などが用意されています。
これで簡単に「凝った見せ方」もできるようになっています。
しかし、あまり多用しすぎると逆効果になりかねないので「ここぞ」というところで程よく利用したいです。
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