[23/01/11] Word で行間を狭くする(詰める)/広げる設定

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 ≪今週の目次≫
  (1) 今週のひとこと Windows 8.1 が 2023年1月10日 にサポート終了
  (2) 今週のQ&A  Word で行間を狭くする(詰める)/広げる設定
  (3) 今週の用語解説 Word の「カスタムテンプレート」とは
  (4) 編集後記    「行間を広く」「行間を狭く」ボタンが欲しい
  ※直接ジャンプ! 今週のQ&A今週の用語解説編集後記
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 (1) 今週のひとこと Windows 8.1 が 2023年1月10日 にサポート終了
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      ☆「今日のひとこと」はこちらで https://www.724685.com/

 「今日のひとこと」でも紹介しましたが、Windows 8.1 の公式サポート
 が 2023年1月10日 で終了となりました。

 ◆ Windows 8.1、2023年 1月10日でサポートと更新が終了
   - マイクロソフトにひとこと(2023/1/9)
  https://www.724685.com/blog/2023/01/09142942.html

 すでに利用されていない、という方が大半だとは思いますが、念のため
 再度、取り上げました。

 
 もちろんサポートが終了しても、搭載しているパソコンが使えなくなる
 わけではありません。それでもセキュリティ更新も同時に終了するので
 安全面からも使い続けるのはやめたほうがいい、というわけです。

 詳細は Windows 7 のサポート終了時と同じ理屈なので、以下の記事を
 紹介しておきます。

 ◆ Windows 7 は延長サポート終了で使えなくなる?
   - パソコントラブルQ&A
  https://www.724685.com/weekly/qa190807.htm
 
 これで私も Windows 8.1 を搭載した古い検証パソコンを処分できます。
 

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 (2) 今週のQ&A Word で行間を狭くする(詰める)/広げる設定
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    ☆「パソコントラブルQ&A」 https://www.724685.com/weekly/

 Q:Word の文章で行間を詰める設定を簡単にする方法はありませんか?

 A:「段落の設定」画面で「行間の間隔」は変更できます。「クイック
   アクセス ツール バー」に登録しておいてもいいでしょう。


                ◆◇◆

 Word で文章を書いていると行間を細かく調整したいときがありますが、
 基本的には以下の手順で設定できます。

 1.行間を調整したい文章を段落単位で一部、または全体を選択

   ※段落単位で調整できますが、文書全体を同じ行間にするなら
    「Ctrl + A」ですべての段落を選択しておきます。

 2.以下の方法で「段落」設定画面を開く

   A.リボンの「ホーム」タブで「段落」グループの下、右端の
     小さな「段落の設定」アイコンをクリック

   B.文書や段落を選択やダブルクリックしたとき自動で現れる
     操作ボックスから「段落の設定」アイコンをクリック

   C.右クリックで現れるメニューでも「段落」を選択

   ※「C」はメニューが一発では開かなかったり、メニューの数
    も多くて選びにくいので「A」か「B」がおすすめ。

 3.「段落」設定画面で「間隔」項目の「行間」と「間隔」を変更

 4.「OK」ボタンをクリックして「段落」設定画面を閉じて完了

 好みの間隔に細かく調整したいときは「行間」を「固定」にすることで
 「間隔」を「pt」単位で設定できるようになります。あるいは「行間」
 を「倍数」にしても「間隔」を細かい数値に設定すれば可能です。


 「段落」設定画面を開くボタンを「クイック アクセスツール バー」に
 登録しておくこともできます。

 1.「クイック アクセス ツールバー」の「ユーザー設定」ボタンを
   クリック、現れたメニューから「その他のコマンド」を選択

 2.「Word のオプション」画面で「クイック アクセス ツールバー」
   の「カスタマイズ画面」が開くので左上の「コマンドの選択」が
   「基本的なコマンド」になっているか確認

 3.「基本的なコマンド」の下に表示される「コマンド一覧」で
   
    「段落... [段落の設定]」

   を探してダブルクリック、あるいは中央の「追加」ボタンを押す

 4.「カスタマイズ画面」の下右にある「OK」ボタンを押して完了
 
 これで「クイック アクセス ツールバー」に「段落の設定」ボタンが
 追加されるので、ワンクリックで「段落」設定画面が開きます。

 ◆ 「クイック アクセス ツールバー」を「アクセスキー」操作とは
  https://www.724685.com/word/wd221221.htm

 そして「Alt + 数字」のキー操作も使えるようになります。


                ◆◇◆

 最初から好みの「行間」に「固定」設定された新規文書を作成するには
 専用の「カスタムテンプレート」を作っておくのもいいでしょう。

 たとえば「行間」を「固定」で「14pt」に設定したテンプレートを作成
 して保存する手順は以下の通り。

 1.Wordを起動し「新規」で「白紙の文書」を選択、新規文書を開く

 2.「段落の設定」画面を開き「行間」を「固定」して、「間隔」を
   「14pt」に設定して「既定の設定」ボタンを選択

 3.「設定する対象」を「この文書だけ」を選択して「OK」

 4.「F12」キーで「名前を付けて保存」画面を開く

 5.たとえばファイル名を「行間14pt」として「ファイルの種類」で
   「Wordテンプレート(*.dotx)」を選択して「保存」

   ※保存するフォルダーには「OneDrive」の「ドキュメント」内の
    「Officeのカスタムテンプレート」などが便利です。

 6.「ファイル」タブ画面の左メニューで「新規」を選択

 7.テンプレートの表示で「Office」の右にある「個人用」を選択

 8.「行間14pt」ファイルを右クリック、「一覧にピン留め」を選択

   ※ファイルにカーソルを合わせて現れる「ピン」アイコンを
    クリックしても同じです。

 9.Word の「新規」で選択できるテンプレートに「行間14pt」が
   追加され、選択すれば行間が 14pt 固定の文書が開く

 もちろん行間だけでなくフォントやサイズも設定して既定にできます。


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 (3) 今週の用語解説 Word の「カスタムテンプレート」とは
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         ☆「パソコン用語解説」 https://www.724685.com/word/

 ・Word には文書をすぐ作成できるように、様々な用途別のデザインや
  書式設定でできた元ファイル「テンプレート」が用意されていますが、
  利用者が作成、編集保存したものが「カスタムテンプレート」です。
  
  「テンプレート」という用語についてはすでに解説しています。

  ◆ 「ひな形(ひな型?)」「テンプレート」とは定型書式のこと
   https://www.724685.com/word/wd121219.htm

  Word にもアプリとして最初から各種「テンプレート」が用意されて
  おり、さらに専用サイトからもダウンロードして利用できます。

  ◆ Office テンプレート - 楽しもう Office
   https://www.microsoft.com/ja-jp/office/pipc

  それでも、自分の用途にズバリのテンプレートは多くありません。


 ・そこで利用者が編集したり、ゼロから作成した Word文書で、何度も
  再利用できるようにしたファイルが「カスタムテンプレート」です。

  特にファイルを「Wordテンプレート(*.dotx)」形式で保存、それを
  元に複製されたファイルを新規作成することで、元のテンプレート
  にうっかり編集して上書き保存してしまうことを防ぐことができます。


 ・作成したファイルを「Wordテンプレート」形式で保存するには「F12」
  キーなどで「名前を付けて保存」画面を開いて「ファイルの種類」で
  「Wordテンプレート(*.dotx)」を選択して「保存」するだけです。

  ◆ ワード、エクセルで「名前を付けて保存」画面を一発で開く
   https://www.724685.com/weekly/qa211027.htm

  もちろん Word だけでなく Excel や PowerPoint など Officeアプリ
  には、それぞれにテンプレート用のファイル形式が用意されており、
  同様に「カスタムテンプレート」として保存、再利用ができます。

  
============ ◇ 編集後記 ◇ =======[Top に戻る]

 かつて Word や PowerPoint には「行間を広く」「行間を狭く」ボタン
 があって、ワンクリックで行間を広げたり、狭めたりできたので愛用を
 していましたが、いつの間にかなくなって、いまだ不便に感じています。

 いまでも「行間を広く」「行間を狭く」ボタンがあればと使いたいので
 「クイック アクセスツール バー」の「リボンにないコマンド」などを
 チェックすることがありますが、残念ながら復活していないようです。

 以前あった便利な機能がなくなっているのが一番、こたえます。

                           (編集長・林)

 ※ 次回の配信は 2023年1月19日(木曜日)の予定です。

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