[07/02/14] 文字入力する最初の状態は「日本語入力」に

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　(1) 今週のひとこと　未来にメールをしよう
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　　　　　　☆「今日のひとこと」はこちらで　https://www.724685.com/

　「未来にメールをしよう」ということで、指定した日時に、あらかじめ
　作成しておいたメールの送信を予約できる無料サービスがあります。

　◆ リマインダーメーラーβ版[RemainderMailer]
　　http://www.remindermailer.com/


　まあ、無料サービスなので、本当に大事なことや、あまりにも遠い未来
　に設定しても、そのときまでサービスが続いているかどうか保証がない
　ので、まずはちょっと先の約束を忘れないために使うといいでしょう。

　※実は４年ほど前にも、同様のサービスを紹介したことがありますが、
　　見事にサービス終了となってしまい、残念に思ったものです。


　この「リマインダーメーラー」の良さは「いたずら」ができないように
　設定を確定するには、送信者に送られた確認のメールで「予約完了」を
　しなければいけない、という工夫がなされたところでしょう。
　
　送信日時の設定が30分単位というのも、使い勝手がいいですし、さらに
　送られるメール本文には、余分な広告などが追加されないのでスッキリ
　していて、実際に使ってみて、私としては好感が持てました。


　運営はサイブリッジというウェブサイト企画・制作の会社なので大丈夫
　とは思いますが、メールアドレスの入力は必要なわけですから、最初は
　フリーメールのアドレスなどで試してみるといいかもしれませんね。


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　(2) 今週のＱ＆Ａ　文字入力する最初の状態は「日本語入力」に
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　　　　　　　☆「質問リクエスト」 http://www.clubqa.com/mailcare/

　Ｑ：文字入力する最初の状態で IME が自動的に「日本語入力」モード
　　　になるようにできないでしょうか？
　　　（京都府： M.K. さんからのリクエスト）

　Ａ：一般的な設定では難しいです。フリーソフトはあるのですが...。


　　　　　　　　　　　　　　　　◆◇◆

　先週、IE を常に「最大化」で開きたい、という質問を扱ったところ、
　今度は Windows で文字入力をするとき、最初の状態で IME が自動的に
　「日本語入力」モードにならないか、というリクエストが届きました。

　正直、私の知る限りでは、Windows の基本設定では難しいです。誰か、
　ご存知の方がいらっしゃったら、教えていただきたいくらいです。


　「自動」ではありませんか、文字入力時に確実に「日本語入力」モード
　に切り替える単純な方法としては、キーボードの種類にもよりますが、
　「カタカナ／ひらがな」キーがあれば、それを使う方法があります。

　この「カタカナ／ひらがな」キーは、IME の入力モードがどんなモード
　の状態でも、１回押せば「日本語入力」モードに切り替えてくれます。
　もちろん「日本語入力」モードの場合は『そのまま』です。

　ということで、文字入力を始めるときに、必ず、最初に１回だけ、この
　「カタカナ／ひらがな」キーを押す習慣をつけるだけで、毎回、確実に
　「日本語入力」に切り替わるはずです。


　いや、そうじゃなくて、自動で「日本語入力」モードにしたいんだよ、
　という方には、フリーソフトを紹介しておきます。ただし、このソフト
　1999年が最終更新で、Windows XP への対応も何も保証していません。

　◆ Dさんシリーズ　
　　http://home1.catvmics.ne.jp/~daiito/program.html

　この「Dさんシリーズ」の「昔作った（旧）Dさんシリーズ置き場」の中
　にある「Dさんシリーズの日本語じゃなきゃイヤン。Ver.1.30」 がその
　ソフトなのですが、これが実にリクエスト通りの機能なのです。


　とりあえず、編集長の Windows XP SP2 では動作していますが、最後に
　更新されたときは Windows XP が登場する前の1999年なので、動作保証
　もされていません。作者（Dさん）もお勧めしていないようです ^^;


　　　　　　　　　　　　　　　　◆◇◆

　ですから、個人の責任においてダウンロードして、同梱されている資料
　ファイル「readme」や「tips」をよく読んで、インストール、使用して
　ください。不具合があれば「プログラムの追加と削除」で削除します。


　それでも今回、紹介をしたのは、リクエストのメール（一部修正）

　「ブラインド入力ができない世代は、常にディスプレーを見ながら
　　タイピングはできません。そのため文字入力のとき IME が英文
　　入力モードの場合でも、それに気付かず、やっと文字を打ち終え
　　たと思ったら何と「直接入力の英文」と気が付き、また最初から
　　打ち直し、という苦い経験を何度も繰り返してます。そこで IME
　　にて「日本語入力」モードをデフォルトとして立ち上げられない
　　ものでしょうか？これは私(日本人)の悲願かも知れません。」

　に同感だったため、特に最後の『私(日本人)の悲願』という言葉に心を
　動かされたため、とにかく『古いけど紹介だけでも』と思ったわけです。
　

　実はこの「Dさん」、昨年の秋ごろから、ソフト制作も少しずつですが
　再開している様子なので、この『日本語じゃなきゃイヤン』も、今後、
　もしかしたら最新版を開発、公開していただけるかもしれません。

　◆ オンラインソフト作家Dさんのブログ
　　http://dsan.blog74.fc2.com/

　日本人の悲願（？）をかなえる最新版、登場を期待したいですね。


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　(3) 今週の用語解説　新機能「Windows SuperFetch」とは
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　　　　　　　　☆毎週、ひとつずつ、パソコン用語を解説していきます。

　・先週に引き続き Windows Vista の横文字だらけの新機能を解説して
　　いきましょう。今回は「Windows SuperFetch」です。

　　「SuperFetch（スーパーフェッチ）」の「Fetch」は「目的のものが
　　ある場所に行って、取ってくること」といった意味があり、この場合、
　　「目的のもの」はメモリに読み込む「アプリケーション」になります。


　・つまり「SuperFetch」は、アプリケーションの利用頻度を学習して、
　　頻度の高いアプリケーションを優先的に、事前にメモリに読み込んで
　　おくことで、よく使うものほど起動速度を速くできる機能です。

　　※これまでは「作業の発生順」にアプリケーションの「タスク」
　　　がメモリに読み込まれていましたが、これだと使用頻度に関係
　　　ないのでメモリの有効活用ができていませんでした。

　　Windows Vista を何度か使っていくと、よく使うアプリケーションの
　　起動時間が短くなっていく、というのが「SuperFetch」の特徴であり
　　要するに「使用頻度によるメモリへの先読み機能」というわけです。
　　

　・一般の利用者は、ブラウザやメールソフト、オフィスソフトなどなど、
　　いつも使うアプリケーションは限られてくるので、「いつもの作業」
　　が多い人ほど、この「SuperFetch」の恩恵が得られるでしょう。

　　それにしても、この機能を最大限に発揮するためにも Windows Vista
　　に搭載するメモリ容量は少なくとも ２GB 以上は欲しいところです。
　　でも、それだけメモリがあれば、速くなって当たり前の気もします。


＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝　◇ 編集後記 ◇　＝＝＝＝＝＝＝[Top に戻る]

　「Dさんシリーズの日本語じゃなきゃイヤン」を紹介しました。同等で
　最新のもの、特に Windows XP 上での動作を確認しているフリーソフト
　がないか、かなりの時間、探したのですが、見つかりませんでした。

　※ 調査や検証を重ねるうちに、また朝になってしまいました．．．。

　いまのところ、私の Windows XP SP2 では問題なく、しかも期待通りに
　動いてくれていますが、もし、試してみた結果、パソコンに不具合など
　出るようでしたら、すぐにアンインストールしてくださいね。


　この「日本語じゃなきゃイヤン」には、他にも便利な機能があり、特に
　『ファイル名変更時に拡張子を除いて選択』という設定は、ファイル名
　で拡張子を表示させる設定をしている人には、とても便利です。

　ぜひ「Dさん」には頑張ってもらって、最新版の登場を期待したいです。
　まあ、本業も忙しいようで、無理は言えないのですけどね。


　今回のことで、Windows は米国生まれの商品で、いまだに本当の意味で
　日本語での利用を考慮した作りになっていないことを再確認しました。
　Vista など出す前に、もっとするべきことがあるような気がします。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（編集長・林）

　　※ 次回の発行は２月21日（水曜日）の予定です。お楽しみに。


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