「インターフェース」とは情報や操作命令の橋渡し役

インターフェース(interface)」は異なる機器や利用者をつなぎ、円滑に情報や操作命令をやり取りする接続方法や伝達方法、あるいはその規格のことを指します。

※ 「インターフェース」は「よくわからないIT用語ランキング」第14位

「インターフェース(interface)」には「接点」「橋渡し」などの意味があり、パソコン用語での「インターフェイス」は

異なる機器をつなぎ、円滑に情報や操作命令を
やり取りする接続方法、伝達方法あるいは規格

を指すことが多いです。

 

たとえばパソコンと液晶テレビ、デジタルビデオカメラなどを1本のケーブルで接続できる「HDMI」という規格と、それに対応したケーブルが普及してきましたが、この「HDMI」は「High Definition Multimedia Interface」の略語で、まさに「インターフェース」の役目を果たしています。

「HDMI」と「DisplayPort」ケーブル

HORIC ハイスピードHDMIケーブル 1.5m イーサネット 3D 4KX2K解像度 フルHD 対応 金メッキ端子 HDM15-892SV
※ HDMI ケーブルとインターフェースコネクター

 

ほかにもパソコンとマウス、キーボード、マイク、スピーカー、LAN、ディスプレイなど、それぞれをつないでいるのが各種(インターフェース)コネクターとなります。

ASUSTek Intel Socket 1155 DDR3メモリ対応 ATXマザーボード P8H77-V

 

一方で

利用者(ユーザー)と利用される機器という異なるものを
結びつける(橋渡しする)ための表示技術や操作方法が
「ユーザーインターフェース」

であり、これを単に「インターフェース」といっている場合もあります。

 

たとえばマイクロソフトが Office 製品に導入した「リボン」も、より利用者がソフトを使いやすくするために導入した「インターフェース」です。

Office2007 から「メニュー」がなくなり「リボン」に

 

ほかにもスマートフォンの操作を利用者が簡単にできるように画面を指の腹で触れてアイコンの選択をしたり、左右にはじく動作で画面を切り替えたり、といった操作方法も「インターフェース」です。

 

機器同士がつながる、特に異なる機器でも情報が共有できるのは便利ですし、利用者が始めて操作するソフトや機器でも「たぶん、こう使うのだろう」とすぐに分かるのが良い「インターフェース」といえるでしょう。

 

どんなに技術的に素晴らしい商品を作っても、利用者やほかの機器とつなぐ部分がいい加減では魅力も半減です。

逆に機能は少し劣っていても「インターフェース」が良くできていれば利用者を満足させる使い勝手のいい商品となることもあるのです。

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