通常、エクセルのファイルをダブルクリックするとアプリケーションの『関連付け』が適切なら、エクセルが自動で起動して、ダブルクリックしたファイルが同時に開くはずです。
ところが、エクセルのソフトだけは起動するけど、ダブルクリックしたファイル自体は開かないという問い合わせをいただくことがあります。
※ ここで、エクセルのソフトだけが起動(ファイルが開かない)
というのは、開いたエクセルの画面が灰色(グレー)の背景
だけが表示されている状態のことです。

この現象は、エクセルの設定で「ほかのアプリケーションを無視する」という項目から「チェック」をはずせば解決する場合がほとんどなので、まずは以下の設定を確認、該当すれば設定を変更してみましょう。
1.エクセル画面で、メニューバーの「ファイル」→「新規作成」
として空のシートを開いた状態で、「ツール」→「オプション」
を選択して「オプション」画面を開きます。

2.「オプション」画面で「全般」タブを選択、表示された画面で
「ほかのアプリケーションを無視する」のチェック・ボックス
にチェックが入っていないか確認。チェックが入っている場合、
クリックしてチェックをはずします。

3.「OK」で「オプション」画面を閉じ、いったんエクセルを閉じ、
再度、エクセルのファイルをダブルクリックしてみてください。
これでエクセルと同時にファイルも開くことができたら解決です。
このお問い合わせは結構、『定番』のようで、マイクロソフト社からも、以下の「サポートオンライン」のページで公式に紹介されています。
◆ Excel 2003、Excel
2002、Excel 2000 でファイルを
ダブルクリックしても開くことができない場合の対処方法
http://support.microsoft.com/kb/880537/ja/
Windows XP
以外は「ファイルが見つかりません〜」といった文面でエラーメッセージが出るようですが、Windows XP
ではメッセージも表示されないため、原因が分からず、途方に暮れる人も多いようです。
「ほかのアプリケーションを無視する」にチェックを入れた覚えがないと気持ち悪いものですが、『こうすると勝手にチェックが入る』という情報も見つからなかったので、現象が起きたら変更するしかありません。
◆◇◆
ちなみに Windows Vista の Excel2007
で調べたところ同様な設定項目があり、以下の手順で同様の状況が起きることを確認しました。
1.エクセル画面の左上にある「Officeボタン」をクリック、表示
されたメニューの右下にある「Excelのオプション」ボタンを
クリックします。

「'<ファイル名>'が見つかりません。名前を正しく入力したか
どうか確認してから、やり直してください。」
というエラーメッセージが表示されるようになります。
この場合も「...を無視する」の項目のチェックをはずせば解決です。
どちらにしろ「ほかのアプリケーションを無視する」といった表現では意味が分からないので、マイクロソフト社には工夫して欲しいです。