「WPA2」とは?「WEP」「WPA」との違いは?

WPA2」とは、無線LAN の通信セキュリティを強化する技術名で「Wi-Fi Protected Access 2」の略語です。先に登場した「WPA」よりも高度な暗号化手法を採用することで安全性を強化しています。

WEP(Wired Equivalent Privacy)」も「WPA」も「WPA2」も、いずれも無線LAN のセキュリティ技術名ですが、初期の「WEP」は容易に解読できる欠陥(脆弱性)が見つかり、「WPA」「WPA2」と強化されてきました。

少し具体的に書くと通信の暗号化には「鍵」と呼ばれる文字列が使われているのですが、「WEP」ではその「鍵」を解析して容易に見つける方法が知られてしまったのです。

そこで「WPA」では「鍵」を固定せずに接続中も変化させていくなどで強固な仕組みとなり、さらに「WPA2」では暗号化としてより高度な技術(AES)を採用しています。

 

そんな現状、最も安全性が高くて広く利用されている「WPA2」にも脆弱性が見つかったという報道があり、大きな話題となりました。

この脆弱性を悪用するには無線LAN の電波が届く範囲内で攻撃する必要があります。さらに通信が漏れたとしてもブラウザーでアドレス先頭に「https」が使われて通信が保護されているサイトとのやり取りは別途、暗号化されて解読できないため、そこまで深刻に心配する必要はありません。

 

それでもスマホなど無線LAN の子機側にも攻撃される可能性があるので、使っているデバイスの OS やファームウエアは常に最新状態にして、使用しない「Wi-Fi」設定はオフにするなど基本的な対応は重要です。

今回は安全といわれている技術規格でもセキュリティの欠陥が新たに見つかる可能性がある、という大きな教訓といえるでしょう。

スポンサーリンク

ご意見&コメント

パソコン用語解説」をご利用いただき、ありがとうございます。

「参考になった」「ちょっと違うかも?」というときは TwitterFacebookページを使ってご感想やコメントをいただけると嬉しいです!励みにもなりますし、必要に応じて情報の追加や修正もしてまいります。

 

関連情報を検索

パソコントラブルQ&A」「パソコン用語解説」では関連Q&Aや用語解説を豊富に掲載中です。検索してみてください!

五十音順」インデックス

別サイトで「パソコン用語集」も公開しています。

過去の用語解説 (411 件)

林 編集長のプロフィール

写真1写真2

:パソコン生活応援アドバイザー。「なにしろパソコン.com」サイト運営、メルマガ編集、セミナー講師からコラム・書籍執筆まで実績豊富!

 詳細 順位

ブログパーツ

「パソコン用語解説」では厳密さよりも、分かりやすさ、覚えやすさを優先しています。そのため強引なたとえを使ったり、編集長独自の見解も交えておりますのでご了承ください。解説の中でパソコンの設定や操作法を紹介していますが、お使いのバージョンなど環境によって違う場合があります。

また、本サイトを参考にしたパソコン設定、サイト閲覧、紹介したソフトウエアや機器の購入&使用、そしてトラブル対応やインターネット活用は『利用者の責任』でお願いします(免責事項)。

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...