「インテル Core M プロセッサー」とは

Core M」はインテルが開発した第5世代の Coreプロセッサーであり、製造の微細化によりサイズや消費電力が削減され、搭載されるモバイル端末の小型化、バッテリーの長寿命化が期待されています。

◆ インテル Core M プロセッサー

 

ちなみにプロセッサーとはパソコン内部で膨大な計算を高速に処理する電子部品(集積回路)のことで、インテルはその最も有名な開発製造会社であり、現在の主力製品が「Core i7」などの「Core シリーズ」です。

 

プロセッサーでは回路の配線幅を狭くできれば、より回路を集積することができ、小型化、高速化、省電力が可能となります。「Core M」では配線幅の基準を従来の 22nm から 14nm へと狭くしています。

◆ Intel 14 nm Technology

「Core M」を搭載すると発熱も減り、冷却ファンをなくすことも可能となるため、小型モバイル端末、特に「2 in 1」と呼ばれるパソコンとタブレットを一体化した商品への採用が見込まれています。

 

先日(10/17)発売された「レッツノートRZ(CF-RZ4)」は「Core M」を採用しており、10.1型「2 in 1」ノートPC ながら 約745g という軽さを実現する大きな要素となっています。

◆ レッツノートRZ(CF-RZ4) | パソコン(個人向け) | Panasonic

◆ パナソニックの Let's note RZ4 に触ってきましたが、薄さ軽さ(約745g)に感心しました | なにごとも経験

 

今後、登場する「Core M」搭載のパソコンやタブレットに注目です。

記事の情報は公開時あるいは更新時のもので、最新情報はリンク先など情報元の公式ページでご確認ください。

スポンサーリンク

ご意見&コメント

パソコン用語解説」をご利用いただき、ありがとうございます。

「参考になった」「ちょっと違うかも?」というときは TwitterFacebookページを使ってご感想やコメントをいただけると嬉しいです!励みにもなりますし、必要に応じて情報の追加や修正もしてまいります。

 

同じカテゴリー「パソコン自作&部品」の用語解説

関連した記事を検索

パソコントラブルQ&A」「パソコン用語解説」では関連Q&Aや用語解説を豊富に掲載中です。検索してみてください!

五十音順」インデックス

別サイトで「パソコン用語集」も公開しています。

過去の用語解説 (722 件)

編集長のプロフィール

編集長

:パソコン生活応援アドバイザー。「なにしろパソコン.com」サイト運営、メルマガ編集、セミナー講師からコラム・書籍執筆まで実績豊富!

「パソコン用語解説」では厳密さよりも、分かりやすさ、覚えやすさを優先しています。そのため強引なたとえを使ったり、編集長独自の見解も交えておりますのでご了承ください。解説の中でパソコンの設定や操作法を紹介していますが、お使いのバージョンなど環境によって違う場合があります。

また、本サイトを参考にしたパソコン設定、サイト閲覧、紹介したソフトウエアや機器の購入&使用、そしてトラブル対応やインターネット活用は『利用者の責任』でお願いします(免責事項)。