「クリップボード(Clipboard)」とは?特徴と使い方

パソコン用語で「クリップボード」とは、「コピー」や「切り取り」操作をおこなったテキストや画像、ファイルなどのデータを一時的に記憶しておく「保存場所(記憶領域)」のことです。

もともと「クリップボード(Clipboard)」とは、用紙やメモなどをボード上に付属するクリップではさんで一時的に固定し、チェックや書き込みができる文具のことです。

パソコンで「コピーや切り取りしたデータを一時的に記録する機能」のネーミングとして「クリップボード」はピッタリな気がします。

 

「コピー」や「切り取り」でパソコンの「クリップボード」に一時保存されたデータは「貼り付け」操作により、テキストや画像なら文章中などの選択した場所に、ファイルなら選択したフォルダーの中に「貼り付け(挿入)」できます。

「コピー」して「貼り付け」すればファイルのコピーになり、「切り取り」して「貼り付け」すれば「移動」となります。

 

「貼り付け」操作では「クリップボード」上のデータは消えないので、

何度も繰り返して同じデータを貼り付けることが可能

なので、何か所にも繰り返す作業がある場合、効率的に実行することができます。

 

一方、ウインドウズで使える

「クリップボード」には1回分のデータしか記録できない

ため、次のデータを「コピー」や「切り取り」した場合、先に保存していたデータは上書きされ、消えてしまいます。

 

複数のデータを「クリップボード」に保存でき、その中から使いたいデータを選んで「貼り付け」できるフリーソフトもありますが、記録できるのは1つだけのほうがシンプルで扱いやすいのも確かです。

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