エクセルには入力したデータを受け取って、それぞれ定義された処理を自動で行い、その結果を表示する「関数」と呼ばれる便利な数式が用意されています。300種類以上もあるのだそうです。
そんな関数の中でも、以下のページには便利で使えそうなものばかりを用途に分けて紹介しているので、参考にしてみるといいでしょう。
◆ エクセル関数の技36(日経PC21)
http://pc.nikkeibp.co.jp/pc21/tech/excel36/index.shtml
そんな中で、よく質問をいただくのが「日付」関連の関数です。まずは覚えておいて損のない関数としては、当日の日付が自動的に表示される「TODAY関数」です。早速、今日の日付を表示させたいセルに
=TODAY()
と入力してみましょう。いかがです?というほどシンプルな関数です。
次に、入力した日付が何曜日なのかを表示させたいときは「TEXT関数」を使います。たとえば「A1」というセルに「2008/4/1」と入力したときその隣のセル「B1」に
=TEXT(A1,"aaa")
と入力すると「B1」には「火」と表示されます。

セル「A1」に入力した日付を変えて、カレンダーで曜日が正しいか確認してみましょう。
A1 =TEXT(A1,"aaa")
2008/3/1 土
2008/4/1 火
ここで面白い(?)のは「"aaa"」の部分で表示される曜日の「形式」が設定できるのですが、以下のように形式を変えることができます。
aaa → 月、火、水...
aaaa → 月曜日、火曜日、水曜日...
(aaa) → (月)、(火)、(水)...
ddd → Mon、Tue、Wed...
dddd → Monday、Tuesday、Wednesday...

ここまで知っておけば「日付」を入力したセルの横に、その「日付」が何曜日になるのか自動で表示できる表を作ることができるはずです。
◆◇◆
ここからは雑学ですが、「日付」はひとつの整数として表現できます。
たとえば 1900/1/1 を 1 、1900/1/2
を 2、というようにカウントしていけば 2000/1/1 は 36526 、2008/4/1 は 39539 となり、どの日付にも固有の整数が定義できるわけです。
すると、この日付に対応した整数を7で割った「余り」を調べれば曜日も分かりそうだと気づくはずです。「余り」を計算するのは「MOD関数」なので、例えば「39539」を「7」で割った余り、つまり
2008/4/1 は
MOD(39539,7) = 3
となり、「余り」が「3」という結果から「火曜日」と分かる、つまり以下のような「余り」と「曜日」の対応表ができるのです。
| 曜日 |
日 |
月 |
火 |
水 |
木 |
金 |
土 |
| 余り |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
0 |
※ 余談ですが、 1900/1/1 は日曜日ということになります。

つまり「TEXT関数」では、「日付」を整数で処理し、7で割った「余り」から「曜日」を割り出し、それにあわせて指定した「表示形式」で曜日を表示させている、ということになります。
ついでに自分の誕生日は何曜日か、調べておくのも一興です。