「クイック起動」バーと「デスクトップの表示」ボタン追加

質問「スタートメニュー」から頻繁に使うソフトウエアを起動させるより、もっと素早く使える方法はありませんか?

回答「クイック起動」バーにボタンを設定しましょう。

◎追記(2014/7/20)

この記事は Wndows XP における設定方法です。Windows 7、Windows 8 については、以下の記事を参考にしてください。

◆ Winsows 7 対応記事

◆ Windows 8 対応記事

古くはなりましたが、この記事は複数のページにリンクされているため、そのまま公開しております。

「スタートボタン」の横には「クイック起動」と呼ばれるバーが表示され、Internet Explorer(IE) や OutlookExpress(OE)のアイコンが並んでおり、ワンクリックで開始させることができるためとても便利です。

※ 画面がウインドウで一杯になっているときなど特に使えます。

 

ところが「できるだけ最初のデスクトップはスッキリさせたい」という考えなのか、Windows XP では最初の設定を変えないと「クイック起動」領域が表示されません。

もちろん表示のさせ方は簡単です。

  1. 画面の下にある「タスクバー」の無地の部分を右クリックして現れるメニューから「プロパティ」を選択します。
  2. 「タスクバーと[スタート]メニューのプロパティ」という画面が開くので、「タスクバー」のタブを選びます。
  3. 「タスクバーのデザイン」にある「クイック起動を表示する」にチェックを入れて「OK」ボタンを押せば表示されます。

最初の状態で表示されないため、WindowsXP からパソコンを始めた人は「クイック起動」の存在すら知らなかったり、古い機種から乗り換えた人の中にも「なくなった」と諦めた方がいるようで残念なことです。

 

さて、この「クイック起動」ですが、「IE」や「OE」をワンクリックで開くことができるだけでも便利ですが、ワンクリックでデスクトップ上に広がったウインドウズ全部を一瞬で「最小化」できる『デスクトップの表示』ボタンがあり、これも使い慣れると手放せないボタンです。

※ [Windowsボタン]+「D」というキーボード操作でも操作に
  なりますが、この「デスクトップの表示」ボタンも便利です。
  このボタンを再度押すと、すべて「元のサイズ」に戻ります。

 

この「クイック起動」には、自分がよく使う「ソフト」や「書類」などを追加することもできます。追加したい「ソフト」や「書類」ショートカット・アイコンを「クイック起動」領域に「ドラッグ&ドロップ」すれば小さいアイコンが現れるはずです。

やはり使わない、となればアイコンを右クリックでメニューを出して「削除」を選択するだけです。

 
◆◇◆

 

私はよく使う「防備録」のテキストファイルのショートカットやお気に入りの英英辞書を「クイック起動」に追加して、重宝しています。皆さんも自分の使い方に合わせて工夫してみてください。

 

最近では、パソコンに物理的な「ワンタッチ・ボタン」が付いていることもありますが、やはり「クイック起動」の便利さは変わりません。

いままで使ったことがなかった人、知らなかった人は、ぜひ使ってみて、その便利さを実感してください。

 

理解を深めるための「パソコン用語解説

記事の情報は公開時あるいは更新時のもので、最新情報はリンク先など情報元の公式ページでご確認ください。

スポンサーリンク

ご意見&コメント

パソコントラブルQ&A」をご利用いただき、ありがとうございます。

「参考になった」「ちょっと違うかも?」というときは TwitterFacebookページを使ってご感想やコメントをいただけると嬉しいです!励みにもなりますし、必要に応じて情報の追加や修正もしてまいります。

 

同じカテゴリー「ウインドウズ操作」のQ&A

 

同じカテゴリー「ウインドウズ操作」の用語解説

関連した記事を検索

パソコントラブルQ&A」「パソコン用語解説」では関連Q&Aや用語解説を豊富に掲載中です。検索してみてください!

年別Q&A (1121 件)

編集長のプロフィール

編集長

:パソコン生活応援アドバイザー。「なにしろパソコン.com」サイト運営、メルマガ編集、セミナー講師からコラム・書籍執筆まで実績豊富!

「パソコントラブルQ&A」ではトラブル解決のヒントなども紹介していますが、解決をお約束するものではありません。 トラブルの深刻度やご利用のパソコン環境によっては効果がなかったり、ほかのトラブルを誘発する場合もあります。そのため、作業前に大切なデータは、ご自身で必ずバックアップをおこなってください。

本サイトを参考にしたパソコン設定、サイト閲覧、紹介したソフトウエアや機器の購入&使用、そしてトラブル対応やインターネット活用は『利用者の責任』でお願いします(免責事項)。