著作権の侵害が議論になっている動画配信サイト「YouTube」ですが、ＮＨＫなど著作権関係権利者団体・事業者の要請で３万件ものファイルを削除したのだとか。でも、削除するだけでは焼け石に水のような感じです。
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【編集長のもうひとこと】
３万件も削除されたというので、多少は変化があるかと思って、いくつか検索してみましたが、相も変わらず、テレビ番組を録画したものをアップしたり、ＤＶＤから切り出したものが公開されています。
毎日新聞の記事によると、米国の著作権法では「申請に応じて削除すれば違法ではない」のだそうです。
だからといって、申請されるまでは公開していいというのも、ちょっと都合が良すぎる気もします。
一時期、違法コピーが大きな問題となった音楽配信も、今では手ごろな値段で正規に買えるようになり、きちんとしたビジネスになってきました。
動画配信についても、きちんと著作権を保護しつつ、いい形で発展していって欲しいところです。YouTube を買収した Google のアイデアと技術力に期待しましょう。
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